2017年5月15日月曜日

運転しない人向け 石垣島・周辺離島観光ガイド Ⅰ




 今回のテーマは、車の運転はしない、という人向けの石垣島と八重山離島の観光手段の案内です。
 長くなりそうなので、2回に分けます。 

 石垣島でも、空港からレンタカーで移動するのが効率もよく、コストパフォーマンスが高いのですが、免許は持っていない、ペーパードライバーである人でも、宮古島に比べると、それなりに遊べるのが石垣島と八重山諸島です。
 

 車なしで観光する、遊ぶ方法としては、
 
 ① 観光バス・観光タクシーを使う
 ② 目的地まで、路線バス・タクシーで行く
 ③ 自転車で廻る、歩く
 ④ 送迎付きのシュノーケリングなどのツアーに参加する
 
 ⑤ 石垣島から船で島に行き、車を使わないで廻る
 ⑥ 石垣島から船で島に行き、到着した島で送迎付きのツアーに参加する

 などが考えられます。今回は、①から④まで、石垣島島内での車無し観光についてです。


 観光バス・観光タクシーを使う


 観光バス・タクシーで主だった観光地を見て廻るのは、かつての王道観光でした。
 石垣島だと、観光バスの場合、半日コースで一人3千円くらいから、観光タクシーだと、3時間で一台1万円くらいから、1日だと2~3万円くらいのようです。

 観光バスは、川平公園には必ず立ち寄り、後は時間に応じて、みたいな感じでコースが決まってきます。
 移動中もガイドがあり、ときに三線弾き語りなどもあって、退屈することはないようですが、ある程度の沖縄リピーターだと「またその話かよ!」みたいなことになっちゃうかも知れません。
 一人でも参加でき、当日申込みでも、ほぼ大丈夫なことが多いようです。


 観光タクシーは、コースや立ち寄り場所は一応決まっていますが、バスに比べて融通が利き、自由度が高いのがメリットでしょう。運転手による案内、ガイドももちろんあります。
 運転手により当たり外れがありそうな感じですが、「よかった」「親切だった」という感想が多いので、もしかしたら、会社の方も運転手を選んでいるのかも知れません。

 ただ、レンタカーを12時間借りる場合、ガソリン代込みでも小型車なら数千円という石垣島では、割高感は否めません。

 観光バス・タクシーは、何度も使える手段ではないので、初めて行ったとき限定、みたいな感じでしょうか。

 

  目的地まで、路線バス・タクシーで行く

 宮古島と違い、石垣島では、路線バス網がそれなりに整備されているので、バス観光が何とかできます。

 西側、川平公園までと、東側、白保までは、普通にバス旅ができます。それより遠い場所だと、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」みたいなことになってしまいますが、米原海岸にバスで泳ぎに行くとか、島一周車窓の旅なんかも可能です。
 まちなか循環バスというのもあるので、市街地チョイノリでも利用できます。フリーパスもあります。

 タクシーも、人数が揃えば、バンナ公園や石垣島鍾乳洞くらいなら、現実的な選択肢だと思います。中には、米原までタクシーで泳ぎに来る人もたまに見かけます。

 自転車に乗る・歩く・・・

 以前、石垣市街地ブラブラ歩きという記事を書きましたが、余った時間で周辺散策も楽しいのですが、さすがにこれメインでは物足りないと思います。
 また、石垣島のメジャーな観光スポットは、市街地から離れているところが多く、自転車でも、よほどの健脚の人でなければ、現実的ではありません。



 送迎付きのシュノーケリングなどのツアーに参加する

 観光すると言うより、海や川で遊ぶ感じですが、宿まで迎えに来てもらって、シュノーケリングやカヤック、トレッキングなどのツアーに参加すれば、自力での移動は不要です。
 ダイビングメインで行く人は、こういうパターンが多いのではないでしょうか。
 値段の安いツアーは、送迎無しのものありますが、中心市街地ならば、大抵は迎えに来てくれます。

 また、石垣島から船で行くツアーは、ほとんどが石垣港から出航するので、市街地に泊まっていれば、送迎がなくても参加可能です。




 こうした石垣島島内での観光・遊びに加え、石垣港から八重山の各離島に船で行けるため、車の免許は持っていないけれど、石垣島リピーターという人は少なくありません。

 次回は、周辺離島について書きます。



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