全長約3500㎞、人の住む島の数約400の日本列島。
その中で、最南端に位置するのが波照間島です。
波照間島は人気があることは、何となく気が付いていました。
しかし、先日の記事、石垣島が断トツ! 沖縄離島観光の実態とは? Ⅰで書いたとおり、波照間島の人気が数字で裏付けられて、改めてビックリです。
全沖縄の中で知っている離島 7位の33%
行ったことがある離島 8位の10% この数字は、慶良間諸島の座間味島に並ぶものです。
座間味島は、那覇から船で行けるため、夏休み期間中は、大挙人が押し寄せるのですが、その座間味島と同じ数の人が、遙々波照間島に行っているわけです。
波照間島といえば、ココ。ニシ浜。八重山を代表する美しいビーチです。
しかし、当ブログでも再三書いていますが、波照間島には簡単には行けません。石垣島から高速船で約1時間。しかし、この航路は欠航がとても多い。台風が近づいてくると、八重山航路の中で真っ先に欠航が決まり、台風が遠ざかっても、最後まで運行再開がされないのが普通です。
3~4年前のことですが、8月中に船が運航できたのは、わずか10日ほどだった年もあるほどです。
行くつもりでも、天候のせいで予定変更を余儀なくされるケースは、相当多いはず。それでなおかつこの数字なのですから、本当に驚きです。
波照間島でもう一つ有名なのがこれ、「泡波」。
あの小さな島に酒造所があるだけでも驚きです。
蔵元の社長が大の釣り好きだそうで、釣り大会を主催し、上位入賞の賞品には泡波が贈られるそうです。左右の、魚が印刷されたラベルの一升瓶がその賞品。
波照間島に行ってトライしたくなる人もいるのでは?
野良ヤギの生息数も八重山一(当ブログ推定)。
しかし、端的に言ってしまえば、海は綺麗だが、綺麗な海しかない、のんびりした離島・孤島です。
日本最南端=日本の最果て。
でも、そのことが、敢えて行くことのモチベーションにもなるのかも知れません。
なかなか行けない、何時でも見られるわけではないからこそ、ニシ浜の輝く海を見たときに、より一層の感動があるのでしょう。
沖縄好きの人達の中で、少なくない人達が、便利で快適なリゾートを求めるだけではなく、遙かな孤島に美しいビーチを求めて遠征している。そう考えると、なにか頼もしく、そして、心強く思います。
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