2022年9月13日火曜日

大草原の小さな島 早朝の黒島は地味に綺麗だった

 


 日の出30分ほど前の早朝ですが、頑張って早起きをすると、希にこんなに美しく焼けた空が待っています。


 外周12㎞程の小さな島なのに、どこまでも続く大地のような錯覚に陥る、黒島独特の朝の眺めです。
 ここが沖縄であることを忘れそうです。

 そんな黒島の、朝日でもない、ただの朝焼けの、地味ですが爽やかな美しさをご覧ください。




 朝焼けというと日が昇る東方向に目が向きがちですが、360度見渡すと、それぞれの空が焼けていることもあります。
 ホンの僅かな時間差でも、空の色が変わります。雲がピンクからオレンジへ。





 こんな時間なのに、早くも夏の雲が低く垂れ込めます。そういう点は、島らしいとも言えるのですが。

 でも、この時間ならば、夏でも汗ばむことはありません。吹き抜ける風が心地よく感じられます。




 ♪ この~木 何の木 気になる木~

 牧場内のガジュマルの木。日中はウシが日陰で休んでいます。木の大きさからして、牧場ができるずっと前から生えていたと思われます。

 伐採せずに活用したセンスは素晴らしい。




 椰子の木を見れば、やはり沖縄なんだなと感じます。




 一方こちらは、沖縄だと言われなければ絶対に分からない、黒島のオンリーワンの風景です。

 かつて、当ブログでは、黒島は沖縄の北海道だと散々言っていたのですが、ウケなかったので、最近は自粛しております。笑




 道の正面に微かに虹のようなものが。車ではなく 自転車で追いかけます。もちろん追いつくことは絶対にありませんが。




 そして虹です。七色の虹も少しオレンジがかっているように見えます。




 日本列島の西の果てに近い黒島は、日没も遅いが日の出も遅い。夏至の頃であっても、日の出は朝6時頃です。
 そんなにメチャクチャ早起きをしなくても、何とかなるところがまたいいのです。
 


 丑年の昨年、新年最初の当ブログに載せた写真です。こんな写真も黒島ならでは。




 観光客増加の沖縄にあって、人が行かない、秘境化が進む謎の島ですが、俗っぽくない、落ち着いた雰囲気は、他の島ではだんだん味わえなくなっています。



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