2022年11月10日木曜日

伊良部島と下地島の間の海 伊良下海峡2022

 


 伊良部島の渡口の浜には駐車場が2箇所あります。そのうちの西側の駐車場に車を駐めて歩き出すと、目に前に現れるのは、川、ではなく海峡!?

 
 伊良部島と下地島はすぐお隣ですが別の島。ということは間にあるのは海です。その海を、当ブログでは勝手に「伊良下海峡」と名付けることにします。笑





 「伊良下海峡」の下地島側に降りてみました。これは海でここはビーチ、のはず。



 まるで海のように波立っています。って、海か。
 実は、船が通過した直後で、普段は波の立たない、とっても穏やかな”海”です。




 下地島側から見ています。正面にあるのは、伊良部島になります。この護岸を消しゴムで消してみれば、普通の白砂のビーチのはずですが。




 一方、こちらは伊良部島側からの眺めです。橋が架かっていることもあって、どう見ても川ですよね。





 防波堤に鳥が佇んでいました。まるで絶景に見とれているかのような。




 もう一つ鳥の話題。空を見上げると上空に無数の鳥が。サシバです。

 サシバは、夏の間は日本各地に夏鳥として飛来し、冬が近づくと越冬のため東南アジアやインドシナ半島に向かいます。

 10月頃、南に向かうサシバが大挙して沖縄に訪れます。これがサシバの渡りです。これは、今年の10月7日昼頃の「伊良下海峡」上空です。



 宮古島周辺では、西部の久松の集落や、伊良部島など、主に西側が出現ポイントだとか。

 島のおじぃから聞いた話では、昔は捕って食べたんだそうな。焼くと凄くいい香りがするそうです。


 かつて、フナウサギバナタの展望台は、こうなっていました。これがサシバです。台風で鳥の部分がやられてしまい、屋根のない展望台として残っています。




 それにしても、島と島がこんなに近いのは、かなり珍しいと思います。沖縄では、多分ここだけ。

 ネットで調べてみたら、両島は元々一つの島だったものが、浸食や隆起、そして津波による岩石の移動などにより、今のような形になったという説があるみたいです。

 この間の海は、正式には、入江水道というらしいです。



 伊良部島と下地島を結ぶ橋のうち、一番南にある乗瀬(ぬーせ)橋からの眺めです。左伊良部島、右下地島です。

 「伊良下海峡」の海は、2022年も、とても綺麗なエメラルドグリーンでした。





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