コンドイ浜は、今年もコンドイ浜のままでした。
当たり前のことですが、宮古島周辺の海が、良きにつけ悪しきにつけ変わって行くのとは対照的に、ここは安定しています。
変わらず美しかった、2022年の竹富島コンドイ浜の様子です。
上と下の写真を見比べてください。
同じ晴れの天候で、かつ、いずれも午前中に撮ったものです。上は7月上旬で台風前、下は9月下旬で台風直後です。
下の写真は、台風で底の砂地がかき回されたこと、9月とは言え、秋分の後なので、真夏の7月とは太陽光線の届き方が違うのでしょう。
こうしてみると、海の色は結構繊細です。
夕方近く、逆光線気味に海が輝きます。疾走するのは、小浜島から戻る八重山観光フェリーの「にぬふぁぶし号」でしょうか。
コンドイ浜の入り口。これは、去年の写真です。
今年9月です。台風直後で葉っぱが落ちてしまいましたが、なんか明るくなった感じがしますね。笑
台風で波打ち際には海藻類が打ち上げられ、それを目当てに鳥がやって来ます。
お騒がせだったリゾートホテル建設計画も、訴訟の後は動きがないようです。
反対の看板も、残っていたのは枠だけで、すっかり緩んでいます。いや、いいことなんですよ。
穏やかで、それは美しいビーチです。
手付かずのまま残ってこそ、島の貴重な観光資源になると思うのですが、この美しい海を見て商売をしたくなる人もいるということでしょうね。
これは、ニーラン石と呼ばれる由緒ある岩です。
ニーランとは、海のはるか彼方にある神の国のことで、地域によってニライカナイとも言われます。
ニーランから神々が、五穀豊穣をもたらすために竹富島にやって来て、乗ってきた船のとも綱をこの石に結び付けて上陸したと伝えられています。
ニーラン石の左手奥が、コンドイ浜です。
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