唐突に卵焼きの写真ですが、生アーサ入りだし巻き卵です。ふわっとした食感と優しい味付けで、酒が進む一品です。
石垣島の美崎町の居酒屋にて。
2020年8月に一度入ったことのある店なのですが、前を通りかかり、思い出してまた入ってみました。
当時は、緊急事態宣言は既に解除されていた時期ですが、店はガラガラで、30代そこそこの店長は、やっと開店できたのに、といったことを話していたのを覚えています。
3年振りに行ってみたら、スタッフ3人は当時はいなかった人。たまたまかも知れませんが、早くも代替わりしちゃったのかなと想像すると、ちょっと寂しい気持ちになりました。
時々お伝えしている「ちょっとしか役に立たない最新情報」シリーズですが、今回は主に、観光地石垣島の「最新情勢」をお伝えしようと思います。
ちょっとしか役に立たない点は変わりありません。笑
今の石垣島を語るキーワードは、物価高と人手不足です。
まず、石垣島のホテルが高い。
普通のホテルのシングルルームに泊まる場合、今までは7~8千円程度が上限くらいに考えていたのですが、今年は、あのホテルが1万2千円!? あんな部屋でも1万円超え!?みたいなことになっていました。
人手不足や諸経費高騰から、ある程度はやむを得ないとは思いますが、感覚的には、他県と比べても高くなっている感じです。
理由の一つと言われているが全国旅行支援。
全国旅行支援なんて、とっくに終わったと思っていたら、一部の県では条件付きで延長しているんですね。
沖縄県では延長また延長で、11月まで続くことになっています。
もし、本当だったら、どさくさ紛れの便乗値上げじゃん。なんか感じ悪っ。
高いと言えば、高速船の料金も爆上がり。
石垣港から竹富島往復がなんと1,700円! 2019年は1,150円だったのに。
同様に西表島上原往復が5,770円(2019年は3,910円)、波照間往復に至っては8,750円(2019年は5,870円)と、いずれもほぼ1.5倍に。
こちらは、燃油サーチャージの影響なので、船会社が設けている訳ではないのですが、それにしても高い。
高速船の話題と言えば、台風11号が通過した直後の9月4日のこと。
北風の時は海が荒れやすい西表島上原航路を、八重山観光フェリーが欠航したのに対して、安栄観光は運航したのです。
少しアンエイらしさが戻ったようでホッとしました。
しかし、離島ターミナルでは「○時○分出発予定の安栄観光××島行きは、使用する船舶の到着が遅れています。」という場内放送を何度か聞きました。
まだまだ、アンエイの前途は多難なようです。
ちょっとしか役に立たない情報としては、離島ターミナルの取り外されていた電光掲示板が復活していました。
一方、安いのは航空券。
大手2社が、期間限定のタイムセールをしたので、9月分、10月分は、羽田発の直行便が片道1万円台前半と、LCCに迫る価格で買えました。
8月は行っていないのであまり調べていませんが、6月・7月は、那覇経由便の乗り継ぎ割引が結構大きく、コロナ期間は別とすれば、以前よりずっとリーズナブルです。
人手不足の影響がもろに出ていると思われるのは、飲食店です。
夜間は閉めている店をかなり見かけました。酒を出すような店でも、営業時間が午後2時までみたいな看板を出している所も。
ある店では、入店するなり、「スタッフが足りないので時間がかかりますがよろしいですか。」なんて言われました。満席と言われた店でも、窓越しに除くと空席がありそうでした。
一方、人集りができていたのは、屋台のような仮設店舗。
ここ何処だと思います? なんと730(ナナサンマル)交差点脇の歩道です。
まさか、こんなに堂々と違法行為をしているとは考えられないので、道路法の許可をとってやっているのだと思いますが、それにしても驚きの光景です。
コロナが5類になって外国人観光客はさらに増えました。
汚染水とか言って電話を掛けてくる某国からは、団体客はまだ来ていないようですが、台湾からのクルーズ船は復活しています。
入域観光客数は、7月の分までしか公表されていませんが、7月の石垣島の入域観光客数は、、前年同月と比べ30%ほど伸びていますが、内訳を見ると増加分の大半がクルーズ船による来島者です。
そして、今回行ってみて感じたのは、9月の石垣島には、外国人観光客も含め、個人客は思ったほどいないのではないかということです。
統計的なデータはありませんので、個人の感覚ですが、9月の上旬だというのに、飛行機がそれほど混んでいなかったのです。
往復とも、ANAの羽田・石垣直行便でしたが、行きは、台風11号による欠航便の振り替えもあって、空席待ちがいるかと思いましたが、満席にはなりませんでした。
帰りは、400人ほど乗れるB-777-200機が半分程度?
また、夜間閉めてている店がそこそこあるのに、夕食(夕飲み)に困るといった状況ではなかった印象でした。自分が入った居酒屋もそば屋も、満席にはほど遠い状況でした。
新石垣空港ができた直後は、夕食難民になるから必ず予約しておけと言われたこともあったのに。
離島に向かう高速船は、竹富島行きは相変わらず混んでいましたが、それ以外の島行きは、そんなでもなかったように見えました。
以前と比べれば相当減便されているにもかかわらず。
タクシーが足りないと言われていたけれど、少なくとも、空港と港では客待ちのタクシーが列をなしていました。
かつて、空港・港間で客を奪い合っていた、バス会社の東運輸とカリー観光。
地元紙に「まるで客引きのようだ」とまで書かれた時期もあったのですが、東運輸が乗務員不足で減便を余儀なくされ、今は、両社が淡々と運行を続けています。
カリー観光は、100円引きだった往復券の発行を3月で止めています。値上げというより、往復券を買わせて囲い込む必要がなくなったからでしょう。
コロナ期間を挟んで、石垣島も少し様子が変わってしまったようです。来年は一体どうなっちゃうのでしょうか。
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