夏の一時期限定で、眼下の海に夕日が沈む夕日スポットになります。
サザンゲートブリッジから見下ろすと、まるで川のようですが、ここは海です。
石垣島と埋立地の間の運河のような海なのですが、橋から眺めると、海は西向きではなく、西北西くらいの方向になります。
太陽が沈むのが真西よりやや北向きになる夏の時期だけ、夕日の名所になります。春分や秋分のように真西に日が沈む頃は、夕日の眺めは今イチです。
そんなわけで、夏の夕刻、三々五々人が繰り出します。
港ならではの光景も。琉球海運の大型貨物船。内地から島の生活に必要な物資のほとんどを運んできます。
サザンゲートブリッジの石垣島側の付け根は、市街地の中心である730(ナナサンマル)交差点から歩いて数分の、八島という地区です。
八島一帯も埋立地で、ホテルが何軒も建っています。
八島のホテルからは、サザンゲートブリッジは目の前。散歩がてらの夕涼みにもピッタリです。
石垣島の中心市街地で、夕日を眺められる場所は意外とないのです。
橋の欄干も凝っています。透かし彫り風の模様に夕日が映えます。
ちょっと残念なこともありました。
トレーニングだかなんだか、橋の歩道を全力で走っている人達がいるのです。
これだけの坂道ですから、ふらふらになりながら走っている人もいます。リーダー格の人は何も注意しないどころか、自ら歩行者をかき分けて先頭を走っている。
さらに、「後ろ通りま~す」とか言いながら、我が物顔で自転車が通過していくのです。本来車道を走るべき自転車が、高速で歩道を通行するなんて。
確かに、この歩道を歩いて渡る物好きはほとんどいないでしょうから、普段は貸し切り状態なのでしょう。
だからといって、たまにいる歩行者の安全は守らなくていいわけはありません。
旅行に行くとテンションが上がって、「島のひといいひと」みたいなイメージができあがるのですが、あまりそれを壊さないで欲しいなと思います。
特に安全に関わることだし。
まあ、そんなこととは関係なく、沈みゆく夏の夕日は感動的だったのですが。
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