秘境とは、「様子が世に知れていないため神秘的な感じのする所」という意味だそうですが、そういう意味では、秘境の資格?があると思われる、西表島星立(干立)海岸です。
星立海岸は、今年の夏も、相変わらず秘境のままでした。
歴史とは関係なく、ヤギが不思議な姿勢で昼寝していました。
さて、星立のビーチに戻ります。
湾状になっているためか、とても穏やかな海です。沖に向かって泳いでいってもなんの問題もなさそうですが、何しろ人がいないので、ちょっと不安になります。
泳いでいる人がいないだけでなく、浜辺を歩いている人、砂浜で海を眺めている人にも出会いません。
西表島の海特有の事象ですが、マングローブの葉っぱや、花芯?花弁?といったものが波打ち際に打ち上げられています。
砂の色も、他の沖縄のビーチに比べると、若干茶色がかっています。これは、浦内川から運ばれた陸砂が堆積しているためです。
島の大部分がジャングルである西表島は、色々な意味で異彩を放っています。
西表島に渡る観光客の大半は、ダイビングだの、カヌーだの、トレッキングだの、何らかのアクティビティーをすることが主目的です。
「写真を撮りにきた」と言うだけで「珍しいですね」と言われるこの島では、無名のビーチでのんびり泳いだり遊んだり、という人は皆無なのかも知れません。
よく考えたら、もの凄く贅沢なことですよね。
アクセスは、本当に簡単です。
メインの県道から、100メートルほど集落の中を通って行くだけ。平坦な道なので自転車でもOKです。
集落内には、ホテル1軒と、あと、分類困難な宿泊施設が2棟ありますが、それでも、ビーチに人は誰もいません。
西表島で入島制限を計画していることは、2回前の記事でお伝えしましたが、ここにいると、入島制限がなんで必要なのか分からなくなります。
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