2023年10月12日木曜日

下地島17ENDの穴場 東回りコース

  


 泣く子も黙る、下地島北西端の海。通称17END。

 綺麗な海がてんこ盛りの宮古島周辺にあって、ここをナンバーワンに押す人も多いと思います。




 17ENDへ行くには、伊良部大橋を渡って、乗瀬橋を渡って下地島に入り、道沿いに進んで中の島を通過し、通り池も通過し、終点にある駐車場に車を駐めて後は歩く、西回りコースが定番ルートになっています。


 ところが、その西側駐車場は狭く、時間帯によっては、溢れた車が大量に路駐しています。



 一方、東側には駐車場すらないのですが、路駐する車もホンの僅かです。

 道が分かりにくいこともありますが、なんといっても歩く距離が長いので、敬遠されるのだと思います。




 しかし、歩くといっても、人のほとんどいない平坦な道を、海を見ながら歩くわけですから、むしろ、絶景散策路だと思うのです。


 駐車場から北方面に、右手に海を臨みながら進みます。

 歩き始めのうちは、あまり眺めが美しくありません。ここいらは、伊良部島佐和田の浜の北西側に当たります。

 もっとも、これで美しくないというのは贅沢な話なのですが、この先に絶景が控えているため、これでもたいしたことない、ということになってしまいます。




 そして、少し歩けばご覧のような、「ザ・17END」の海が。 




 西側とは、少し海の色が違います。これは、底地の砂の付き方によるものでしょう。




 空港の吹き流しも東側にあるのです。




 お馴染みの下地島空港の進入灯です。東側から見ています。




 ここが最北端です。西回りで来る大半の人はここまででお終いのようですね。





 ここで待ち構えていると、こんな光景が。

 これは、航空マニアにとっても、垂涎のシーンです。スマホカメラではなく、バズーカ砲のような超望遠レンズで待ち受けている人も見かけます。

 



 17ENDと普通呼ばれていますが、元々は滑走路の呼び名(Runway #17)から来ています。

 下地島空港の北西端にあるこの海は、とても綺麗なことで知られていますが、空港建設によってできた場所なので、名前がありませんでした。

 今では、17ENDと言えばここいら一帯の海を指す言葉として定着しています。



 ところで、通常の西回りコースも問題は駐車場だけなので、以前にもご紹介しましたが、朝少し早めに行けば大丈夫です。

 駐車場対策というよりは、皆があまり見ていないもう一つの17ENDはいかがですか、という趣旨でご紹介しました。






 新着記事は、X(Twitter) と Facebookでお知らせしています。

 
 スマホでご覧の方へ
    最下欄の「ウェブ バージョンを表示」をタップしてウェブ バージョンに切り替えると、過去記事の検索などの機能が使えます。


0 件のコメント:

コメントを投稿