石垣港でストライキ
3月11日、アメリカのイージス艦「ラファエル・ペラルタ」が、補給や乗組員の休息を目的に石垣市に入港しましたが、これに抗議して全港湾労働組合沖縄地方本部は、港湾労働者の安全確保を理由にストライキに入りました。
港湾労働者がストライキに入ると、島では物流がストップするので、地元では大騒ぎになりましたが、イージス艦の出港と共にストは解除されました。
こういった政治ストには賛否ありますが、自分が真っ先に思ったのは「歴史は繰り返されるんだなぁ」ということです。
労働組合のストライキなんて、ほぼ死語になりかけていましが、自分が子供の頃は、当たり前のように行われていました。
女の子のファッションはハマトラ、男の子は長髪にベルボトムのジーンズ、という時代です。
波照間空港延長問題
次は、重い話題です。
防衛力強化のため、自衛隊などが使いやすいように、全国の空港・港湾を国費で延伸や拡張する候補地に石垣空港・波照間空港が含まれていることは、以前にもお伝えしたとおりです。
当時の報道によれば、「政府は、平時も訓練などで使うことを目指しているが、地元住民の理解が欠かせないため、水面下で自治体との協議を始めている。」とのことでした。
その水面下の協議の過程で、波照間空港の延伸整備に対して、竹富町長は受け入れの立場を示していますが、地元波照間島では、住民アンケートの結果、波照間空港の軍民共用と滑走路延長への反対が3分の2を占めたとして、地元選出の町議が町長に再考を申し入れたとのことです。
国の予算で整備してくれるのだから、波照間空港にとっては、間違いなくいい話だと思ったのですが、地元では受け止めが違ったようです。
さて、問題はここからです。
3月15日付け八重山日報が報じたところによれば、市議会で野党議員からこの点を問われた石垣市長は、
「新聞報道を見ると、空港の軍事利用、軍民共用を認めるかどうかというアンケートだと理解している。それは、もともとの前提が違う。竹富町が島民に正確な情報を伝え、再度住民の意見を確認すればいい」。
というのです。
石垣市長は、石垣空港のみならず波照間空港の延伸整備にも賛成の立場のようですが、よその町の施策、特に地域で起こった反対運動に口を挟むというのは異例です。
「自衛隊は使おうと思えば今でも使えるのだから、滑走路を延長したら自衛隊が使えるようになるというのは誤解だ」という言い方も、かなり感情的に感じます。
理屈はそうでも、現在の800㍍の滑走路が1500㍍になれば、飛んでくる飛行機が違います。
だからこそ、延長するわけですから。
しかも、沖縄県知事は、この件に関しては反対の立場であり、何だか、ややこしい話になってきました。
これは完全に政治問題であって、それを評論するのは当ブログの守備範囲を超えると考えますが、「単に海が綺麗だから行くだけで難しいことは分からない」などと言ってはいられないという意味で、敢えて紹介しました。
石垣島のバスと船舶でタッチ決済OK
何と今日から、東運輸、カリー観光のバスと、安栄観光、八重山観光フェリーでクレジットカードによるタッチ決済が可能になりました。
バスは、車内に設置されたカードリーダーに、乗るときと降りるときにタッチ、船は、桟橋に設置されたカードリーダーに、乗船時にタッチするらしいです。
詳しい状況は、いずれまたご報告します。
それにしても、近年は、日本の果ての離島でもキャッシュレス化が進んでいます。宮古島で、現金で支払ったのは、宮古神社のお賽銭だけ、なんてときもありました。
早くも海開き
最後に軽い話題ですが、去る3月16日に石垣島の南ぬ浜ビーチで2024年の海開きが行われました。
一般に海開きと言われるのは、各ビーチが夏の海水浴場として営業を始める初日のイベントですが、沖縄では、通年開業のビーチや海水浴場ではないビーチが、「いくら沖縄でもまだ泳ぐには寒いだろう」という時期に、競って海開きをします。
八重山では近年、石垣市、竹富町、与那国町が持ち回りで海開きやっていますが、持ち回りでやるほどの一大イベントなのでしょうかねぇ。
まぁいいんですけど。
超雑談
花王が、メリットに「ジンクピリチオン配合」と書いたところ、なんだかよく分からないけど売れた、ということから、よく分からない専門用語があるだけで評価や説得力が上がる現象を、ジンクピリチオン効果というそうです。
なので、当ブログでも早速採用することにしましたので、高評価をお願いします。
当ブログは、宮古・八重山に関するインクルーシブなテーマのサマリーからファミリアルなトピックまで、ユーザーのニーズに応えるべく、リテラシーを高めていくことがミッションと考えております。
当記述は、宮古諸島及び八重山諸島に関する包括的な諸現象及び事象についての解析、並びに同地域における個別具体の事案の紹介まで、読者の諸要求に対応すべく、画像及び文章力の向上に努めることが使命であると思料いたしております。
(訳:ブログ頑張るからよろしくね。)
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