2024年3月4日月曜日

竹富島のコンドイ浜を右に行ってみると





 竹富港に着いてから海の見えない集落の道を抜けて、コンドイ浜の入り口に到着すると、眼前に飛び込んで来るのはこの光景。

 思わず歓声が上がります。



 この正面から左側が、八重山でも屈指のビーチの一つ、コンドイ浜です。ですが、今回は、敢えて右に進んでみます。

 地図上では北方向になります。コンドイ浜と西桟橋の間のビーチです。



 右(北)方向に行く人はあまりいません。

 コンドイ浜に比べると砂浜の層が薄く、満潮時には海面が陸地の林に迫り、干潮時には逆に岩場がゴロゴロして美しくないからです。

 
 しかし、満潮の時間帯に、波の静かな穏やかな海に多少足を取られながらも進んでいくと、人のいない、木陰に囲まれた静かなビーチが佇んでいます。



 満潮時は、木が生えている場所のギリギリまで波打ち際が迫ります。これは、それだけ海が穏やかだから、木が近くまで迫って来たということでしょうか。



 タコノキの尖った葉っぱが水面に影を落とします。




 ここいら一帯はいい感じの木陰があり、ゆったりできます。泳がなくても、ボーッと海を眺めているだけでもいいでしょう。




 ニーラン石

 神々は、五穀豊穣をもたらすため、遙か彼方にある神の国から竹富島にやってきて、乗ってきた船のとも綱を、このニーラン石に結び付けて上陸したと伝えられています。

 旧暦8月8日、この場所で神を迎える儀式、「ゆーんかい(世迎い)」が行われます。神司(かんつかさ)が、神迎いの歌を歌い、五穀豊穣を祈願します。

 ニーランとは遙か南にある神の国で、他の島でニライカナイと呼ばれるものと同じと考えられています。




 竹富島は、狭いようで穴場もあります。

 お隣のコンドイ浜は、人が多くて賑わっていますが、ホンのちょっと離れただけでこちらはプチプライベートビーチに。
 ただ、干潮時は、岩だらけであまり美しくない光景になってしまいますが。



 穴場といっても、メジャーなビーチのお隣。知っている人もいるようです。

 カメラを持って歩いていたら、木陰でよく見えない場所に水着で寝転がっているおねーさんと鉢合わせ、なんてことも。

 別に怪しい者ではありません。だってしゃーないじゃん!! 笑





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