竹富港に着いてから海の見えない集落の道を抜けて、コンドイ浜の入り口に到着すると、眼前に飛び込んで来るのはこの光景。
思わず歓声が上がります。
この正面から左側が、八重山でも屈指のビーチの一つ、コンドイ浜です。ですが、今回は、敢えて右に進んでみます。
地図上では北方向になります。コンドイ浜と西桟橋の間のビーチです。
右(北)方向に行く人はあまりいません。
コンドイ浜に比べると砂浜の層が薄く、満潮時には海面が陸地の林に迫り、干潮時には逆に岩場がゴロゴロして美しくないからです。
しかし、満潮の時間帯に、波の静かな穏やかな海に多少足を取られながらも進んでいくと、人のいない、木陰に囲まれた静かなビーチが佇んでいます。
満潮時は、木が生えている場所のギリギリまで波打ち際が迫ります。これは、それだけ海が穏やかだから、木が近くまで迫って来たということでしょうか。
タコノキの尖った葉っぱが水面に影を落とします。
ここいら一帯はいい感じの木陰があり、ゆったりできます。泳がなくても、ボーッと海を眺めているだけでもいいでしょう。
ニーラン石
神々は、五穀豊穣をもたらすため、遙か彼方にある神の国から竹富島にやってきて、乗ってきた船のとも綱を、このニーラン石に結び付けて上陸したと伝えられています。
旧暦8月8日、この場所で神を迎える儀式、「ゆーんかい(世迎い)」が行われます。神司(かんつかさ)が、神迎いの歌を歌い、五穀豊穣を祈願します。
ニーランとは遙か南にある神の国で、他の島でニライカナイと呼ばれるものと同じと考えられています。
竹富島は、狭いようで穴場もあります。
お隣のコンドイ浜は、人が多くて賑わっていますが、ホンのちょっと離れただけでこちらはプチプライベートビーチに。
ただ、干潮時は、岩だらけであまり美しくない光景になってしまいますが。
穴場といっても、メジャーなビーチのお隣。知っている人もいるようです。
カメラを持って歩いていたら、木陰でよく見えない場所に水着で寝転がっているおねーさんと鉢合わせ、なんてことも。
別に怪しい者ではありません。だってしゃーないじゃん!! 笑
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