2024年9月15日日曜日

人がいない海シリーズ? 黒島灯台の横2024




 元々この場所は、マイナーな黒島にあっても、 ”その他大勢” 的な場所ですが、それでも行ってみるときれいな海が臨める素敵な所です。

 地名がよく分からないので、取り敢えず黒島灯台横海岸。



  黒島灯台は、島の南端にありますが、その西側辺り。灯台用の駐車場(駐輪場?)辺りに、何となく海に行けそうな細い道があります。





 ビーチというには、砂浜があまりないのですが、比較的平らで、何とか歩ける程度に平らな岩場が広がる独特の景観です。




 降りられる場所を探して砂浜まで行ってみました。



 砕ける波の色も沖縄色です。概ね西向きの海なので、順光線である午前中の方がきれいですね。



 カメも出現します。

 前にもお話しましたが、近年は陸上からでもカメ発見率は高く、満潮時なら5~10分もいれば、ほぼ確実に見ることができます。

 干潮時間帯は、沖合に行っちゃうので、陸上から見るのは困難ですが。



 もちろん人はいません。黒島灯台までやって来た人が、ちょっと覗いていくみたいなことがたまにあるだけで、大体いつもこの眺め独り占め。




 前回に続いて、人がいない海の紹介になりましたが、宮古島と黒島ではその意味が違います。
 いつも同じ話で恐縮ですが、黒島に行く観光客は本当に少ないのです。

 石垣島や宮古島には、高級リゾートホテルがガンガン建ち、外国人がワンサカやって来るのとは本当に対照的です。


 人が来ない方がいいだろ、という意見も当然あろうかと思います。そのとおりなんですが、黒島の場合、これ以上観光客が減ると、観光地として成り立たなくなるかも知れません。

 昼ご飯を食べられる店がなくなったり、自転車が借りられなくなったり、ただでさえ少ない船便が更に削減されたり。

 
 なので、当ブログでは密かにアピールすることにします。
 (黒島いいぞ 黒島海がきれいだぞ 黒島人がいなくてノンビリできるぞ 黒島最高だぞ )




 新着記事は、X(Twitter) と Facebookでお知らせしています。

 スマホでご覧の方へ
    最下欄の「ウェブ バージョンを表示」をタップしてウェブ バージョンに切り替えると、過去記事の検索などの機能が使えます。

 

2024年9月11日水曜日

宮古島の絶対に人が行かないビーチ

 


 まあ、”絶対に” 人が行かないわけではないでしょうね。自分も行きましたし。

 でも、宮古島市の昨年度の入域観光客数は、938,178人だそうですが、この中にこの場所まで行った人が何人いるかと考えると、ひょっとしてゼロかも知れません。

 今回ご紹介するのは、そんなビーチです。





 宮古島で一番北にある漁港の狩俣漁港。そこの防波堤を辿って歩いて行くと、眼前にはそれは美しい海が広がり、対岸には西平安名崎を臨みます。

 3年くらい前に当ブログでご紹介した場所ですが、アクセスは割と容易なものの、ここまで来る観光客はまず居ないだろうと思ったのでそう書きました。

 ところが、観光客はいなくても、島の人達は、モズク採りなどで来ることがあるのだとか。




 それで、今度こそ人が来ないであろう場所を極め?ました。今回の宮古島の某ビーチは、この対岸です。



 Google先生の地図で示すとこの辺りです。

 ビーチらしいものはあまり写っていませんが、実は、干潮の時にのみ現れる砂浜なので、この時は潮が満ちていたのでしょう。




 というわけで、ここが人の行かない狩俣漁港北西ビーチです。



 静かだし、海は綺麗だし、人は来ないし。宮古島の喧噪を忘れて、なんて大袈裟か。
 
 ただし、砂浜が現れるのは干潮時のみです。広くもありません。ミニビーチです。また、漁港の真ん前なので、泳ぐことはできません。 




 狩俣漁港ビーチに行くには、宮古島の北端まで行って、池間大橋には行かずに左折し、西平安名崎方面に向かうのですが、左折したら直ぐに今度は右折します。

 漁港まで行って、邪魔にならない場所に車を駐めて、一番端っこまで進みます。近くには、有名な雪塩ミュージアムがあります。ファミリービーチ西の浜もお隣です。


 道路の分岐点の近くには、サトウキビ畑越しに池間大橋が見える絶景ポイントもあります。



 宮古島も、何となく人が増えている感じですが、だからといって、ここまで徹底して人のいない海を求めてさまよう必要は全くありません。


 ただ、綺麗な海やビーチを見つけると、行けるものならそこまで行ってみたいと思ってしまうのです。
 しかも、いかにも人が居なさそうなビーチだとなおさらです。この気持ち分かっていただけます? 笑







 新着記事は、X(Twitter) と Facebookでお知らせしています。

 スマホでご覧の方へ
    最下欄の「ウェブ バージョンを表示」をタップしてウェブ バージョンに切り替えると、過去記事の検索などの機能が使えます。

2024年9月7日土曜日

池間島のイキヅー・灯台・フナクスの近況

 


 宮古島の北にあって橋で繋がる池間島。

 その池間島の絶景ビーチのひとつであるイキヅーですが、5年ほど前に突然、陸側の隣接地で草木の伐採が行われ、しかも勢い余って国有地である海浜地の草木にまで手を付けたことから、地元とトラブルになっていました。

 


 コロナの影響もあったのか、伐採後の土地は放置され、去年の夏には、駐車場を表す「P」と書かれた看板が立っただけの状態でした。

 今年は、冒頭の写真のように「MONKEY PARK」という看板があり、実際に車を駐めている人がいました。

 
 カフェとか海の家的な施設を造るつもりで土地を造成したものの、何らかの事情で建物建築には至らず・・・そんなことを想起させます。


 駐車場は、有料とは書かれていませんでした。ここに車を駐めると、どういうことが起こるのでしょうか。

 ビーチに出たら、日本語をしゃべらない人達に身振り手振りでガイド?をしている人がいました。駐車場に駐めてあったのは、この人達の車だったのでしょうか。




 
 続いては、かつてのシュノーケリングのメッカ、フナクスの近況です。

 「かつての」と言わなければならないのは、珊瑚がかなり死滅してしまったからです。しかし、駐車場は相変わらずの混雑。

 通りを挟んだ駐車場、というか車が駐車できるスペースにもびっしり。




 見た目の海は綺麗です。この点は変わっていません。




 変わったのは、この監視台のおじさん。ここで泳ぐ人達に、ハンドマイクで細々注意をしていました。
 これは、今まで遭遇したことのない出来事です。

 この場所からビーチは結構離れていますが、この高さがあれば、見渡せるのでしょう。
 しかし、ビーチにいる人達にとっては、何処からか謎の指示が飛んでくる感じで、皆、聞いているんだかいないんだか。



 ここは、市営の駐車場が整備された際、イキヅーと同じように草木が伐採され、木造の建物の建物の骨格だけが出来てそのまま放置されていました。

 その後、池間島観光協会という団体が、建物未完成の状態で、シュノーケリンググッズのレンタルをしていす。





 宮古バブルの影響をあまり受けていない池間島ですが、それでも、少しずつ変わって行くのは、まあ仕方のないことでしょう。

 でも、まったく変わっていない所も確認しないとちょっと心配です。それで、灯台まで行ってみることにしました。




 池間島灯台の先には海に出る細い道があります。



 足場も悪く草木も茂る、道とも言えない道ですが。




 辿り着いたら、こんなに綺麗な海が眼前に広がっていました。岩場なので、海には降りることはお勧めできませんが、とにかく綺麗な海です。

 ここはまったく変わっていませんでした。灯台の脇なので、多分国有地でしょう。開発される心配もなさそうです。





 新着記事は、X(Twitter) と Facebookでお知らせしています。

 スマホでご覧の方へ
    最下欄の「ウェブ バージョンを表示」をタップしてウェブ バージョンに切り替えると、過去記事の検索などの機能が使えます。

2024年9月3日火曜日

変わらす綺麗でした 黒島西の浜2024

 


 今年も変わらず綺麗でした。この海は変わりません。黒島の西の浜です。
 
 当ブログでは、既に何回か取り上げている場所ですが、今も変わることなく、美しく静かに佇んでいます。



 西の浜は、港からすぐなのですが、ちょっと分かり難い場所にあります。

 自転車で、デコボコで草ボウボウの農道みたいな道を3~4分進むと、入り口に着きます。
 ここが西の浜の入り口。この先に海があるのですが、始めて来てよく分からなくて、ここで引き返してしまったという人もいました。

 もったいない!



 
 浜に出ます。

 文句なしに美しい海です。オール八重山でも五指に入るくらいのレベルだと思いますが、それに加えて人が来ません。
 その点でも五指に入るのではないかと思うくらいです。





 カメに似た形の岩。「ウェルカメ岩」。

 15年位前に、NHKでウェルかめという朝ドラがあり、黒島もその舞台となりました。

 それから10年くらい経って、皆朝ドラのことなど忘れた頃に、突如「ウェルカメ岩」という標識が立ったのですが、いつの間にかそれもなくなり、ただの岩に戻りました。



 反対側に回ってもカメでした。



 近づくとイグアナっぽくなります。
 でも、ポイントは、岩の形ではなく背景の海の美しさ。何処から撮っても海の美しさが際立ちます。



 ここは、ヤドカリが大変多く生息する場所です。

 ヤドカリは、住処になる貝殻が豊富な場所を好むそうなので、ここいらには、巻き貝が沢山いるんでしょうね。




 調べてみたら、リゾートという言葉は、本来、大勢の人が休暇を過ごす行楽地・保養地という意味だそうです。

 一方、リゾートには、都会の喧騒から離れ、雄大な自然を楽しみながらゆったりと過ごすという意味合いもあるらしいのです。

 後者であれば、西の浜は、どリゾート地ですよね。





 絶景ビーチでありながら、相変わらず人の来ない西の浜。

 というか、黒島自体に人が来なくなっています。先日の記事で、同じく黒島のアサビシバナを紹介しましたが、西の浜は、それに比べれば知られたビーチのはずです。

 それでも、今回は誰にも人に会いませんでした。

 
 もし、ここに人が大勢押し寄せるようになったらガッカリですが、その一方、こんな素敵な場所があることを、紹介したいという気持ちもあるんですよね。

 我ながら、何考えてんだか! 笑 





 新着記事は、X(Twitter) と Facebookでお知らせしています。

 スマホでご覧の方へ
    最下欄の「ウェブ バージョンを表示」をタップしてウェブ バージョンに切り替えると、過去記事の検索などの機能が使えます。