2024年9月20日金曜日

検証 「台風で旅行中止」は正解だったか

 


 台風14号接近のため、9月16日から3泊4日で予定していた、奄美大島などに行く旅行を出発日早朝に中止し、全ての予約をキャンセルしました。

 今回は、その決断は正しかったのか検証をするという、我ながらシビアな記事となります。

 この旅行計画の3日目である18日と最終日の19日に台風の影響を受けそうだったので取り止めにしたもので、16日に行くこと自体は問題ありませんでした。



 9月17日。台風はまだ遙か彼方にありましたが、既に風が強くなっていたようです。天気予報は曇時々雨でしたが、こういうときの島の天気は、恐らく、雨・曇・晴れを目まぐるしく繰り返していたのだろうと思います。



 9月18日。午後3時には、沖縄・奄美地方は強風域に入ります。

(気象庁HP)


 JALは、18日は奄美大島空港を発着する全ての便を、航空券の特別取扱いにしました。つまり、変更・キャンセルをしても手数料を取らないという扱いです。

 結局、羽田便はジェット機なので無事飛びましたが、小型プロペラ機で運航される便は全て欠航となりました。


(JAL HP)


 天気はといえば、朝から降ったり止んだりのようです。



 夕方には、台風本体の雲が架かり始めました。徳之島では最大瞬間風速21.6mを観測しました。
 沖縄周辺の台風としては、勢力は弱いですが、そうは言っても外に遊びに行けるような風ではありません。

 もっとも、沖縄だったら、この程度の風雨ならば、島の人達は皆、普通に居酒屋に行って飲んでいるはず。奄美大島もきっとそうだったと思います。




 18日21時現在の台風14号。16日3時時点での予想進路とまったく同じコースを辿ります。これは驚異的です。
 ただ、速度が少し遅くなり、16日予想より数時間到達が遅れているようです。



 9月19日。未明に台風は通過しましたが、まだしばらくは強風が残ります。

 自分の乗る予定だった、10:45発の鹿児島行きの便は、台風のため欠航となりました。
 しかし、その前の8:50発の便は飛んでいるので、台風の直接の影響というよりは、機材繰りの関係でしょう。

 もし、行っていても、他の便に振り替えてもらって帰ることは、十分可能だったと思います。
 




 総括すると、
 
 台風は、当初の予想どおりの進路を進み、予想どおりあまり発達しなかった。
 19日に帰れなくなるかも知れないという心配は、恐らく杞憂だった。
 18日は、悪天候で、ほぼ何もできなかった。台風がまだ離れていた17日も、一時雨が降るなど、あまりいい天気でもなかった。

 といったところでしょうか。


 結論としては、行くには行けて帰れることもできたけれど、現地ではあまり楽しめなかっただろうから、中止は間違いではなかったということになりそうです。


 もっとも、この程度の台風ならば、行き慣れた宮古島とか黒島とかで、いつもの宿に泊まっていたならば、現地で台風をお迎えするのも一興だったかも知れませんが、滅多に行かない言わばアウェーである奄美大島では、ちょっと厳しかったと思います。

 ホテルやレンタカーはドタキャンになってしまい、迷惑をかけましたが、台風が故お許し願うしかありません。

 

 今年は、6月の宮古、7月の八重山、8月の宮古旅行はいずれも全日晴れの天気で、「遂にオレも晴れ男デビューか!」と思ったのですが、ここで一気に借りを返されてしまいました。


 あと1回、来月に宮古に行きます。今回我慢した分、次は晴れにしてくださいね。気象庁殿。





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