今回は、旅ガイドとは少し趣旨が異なりますが、旅先で写真を撮る時のお話です。
宮古・八重山はコーラルブルーの海や、原色の花など、写真に撮りたくなる情景がてんこ盛りです。
写真撮影も旅の楽しみの一つであると思うので、凄業、とまではいきませんが、スマホカメラやコンデジで撮る一般の人向けに、ちょっとしたコツや注意点をお伝えします
宮古・八重山で、記念写真やポートレートを撮ったり撮られたり。こんな光景をあちこちで見かけます。
一眼レフを持ってウロウロしていると、シャッターを押してほしいと頼まれることも少なくありません。そんな経験も踏まえて撮る側、撮られる側の心構え、と言うと大袈裟ですが、そんなものを披露します。よかったら参考にしてください。
夏の沖縄では、日中頭上から強い光が差すので、帽子を被っているとつばで顔が影になってしまいます。
カメラマンから見て、ちょっと顔が暗いな、と思ったら写真では確実に顔が写っていないので、注意してあげてください。
その時だけ帽子を脱いでもらうとか、ちょっとずらすだけでも違います。
「撮りま~す・・・・・はいチーズ・・・・・パシャ」というように間が開くと、撮られる方はどんどん身構えてしまいます。
なので、カメラマンは素早く撮りましょう。一旦撮り終わった後、モデルの緊張が緩んだ瞬間に直ぐさまもう1枚撮るのもいいと思います。
「それでは橋本環奈の顔をしてください」なんてボケてみると、一瞬笑って緊張がほぐれるので、すかさずパシャ、なんていうのも気が利いています。
女性同士で並んで撮る場合ですが、服装が、ジーパン、マキシスカート、ショートパンツ、ミニスカートのようにてんでんバラバラな場合は、足の見える人が外側に並ぶのが原則です。
女性の足は、写真に撮ると目を引きやすいので、目立つ人が外側を固めるのがいいでしょう。
また、特に女性の同士の場合は、背の高さが違うと写真では意外に差が付きます。背の高い人は目立たない程度に屈むなど、気を遣ってあげてください。
これは、カメラマンが指示した方がいいでしょう。
自撮り棒を使ってスマホで撮る場合は、頭より高い位置から撮ると、頭でっかちのおこちゃま体型に写りやすいので気を付けてください。スマホカメラは、レンズが基本広角設定になっているからです。
背景との兼ね合いもあるので一概には言えませんが、目線より下側から撮ると、いい感じに撮れることが多いと思います。
これも女性の場合ですが、水着で撮るときは、胸を張って自然に立つ、モデルさんポーズをしてください。恥ずかしいという意識から、肩をすぼめて前屈みでピース、みたいな人が多いのですが、写真を見ると却ってかっこ悪いので、この際思い切って弾けましょう。
いや、やっぱり恥ずかしいというのであれば、写真全体に対してモデルが小さく写るようにすればいいと思います。
背景にも気を遣ってください。背景を海と空だけにすると南国リゾートっぽくなっていい感じに仕上がります。なるべくほかの人が映らない方向を選びましょう。
「水着でジャンプ!」なんていうのも皆さんよくやっていますよね。人数が多くなるほどタイミングが合いにくくなりますが、不揃いでもそれはそれで楽しい写真になったりするものです。
飛び上がった瞬間、両手は真上に伸ばし、膝を曲げると、高く飛んでいるように見えます。その場合でも、顔はカメラ目線です。
ジャンプするするときは、ジャンプする側の誰かが、「イチ ニ サン!」と声を掛け、カメラマンはモデルの動きに集中する方が撮りやすいと思います。
一人でポートレート風に撮る場合は、砂浜や浅瀬に座って足を伸ばすと絵になります。こういうシーンは、白砂で遠浅の海が多い宮古・八重山以外では、なかなか撮れる場所が見つかりません。
横向きに座って、顔はカメラを向きます。
彼氏が彼女をお姫様だっこするとき、だっこされる彼女は、頑張って胸を張って足を伸ばしましょう。そうすると彼氏が軽々と持ち上げているように見えます。お尻や足がだらんと下がっていると、いかにも重そうに見えてしまいます。
写真を撮ることと人に見せることは別問題ですから、色々なシーン、場所、ポーズで思い切って沢山撮ってください。できあがった写真を、自分だけ、彼氏まで、友達まで、SNSで公開、これはボツみたいに振り分ければいいのです。
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