2015年12月15日火曜日

宮古・八重山の絶景100選第6回 石垣島へ


 宮古・八重山の絶景100選第6回。今回は、石垣島です。


50 石垣島名蔵湾

 名蔵川の河口付近は、名蔵アンパルと呼ばれる干潟で、マングローブが密生していますが、その一部が海まで飛び出したのか、名蔵湾にもマングローブが生えています。
 西側に面しているので、夕刻が一番美しいのですが、石垣中心市街地から車で20分ほどかかり、近くにあまり宿もないことから、見に来る人はほんのわずか。何とももったいない絶景です。



51 石垣島御神崎(うがんざき)

 北側にある平久保崎と共に、断崖から眼下の海を見下ろす絶景です。砂浜ではなく、珊瑚礁由来の岩場ですが、手前の浅瀬から深い所に向かって、岩が青い海に滲んでいくような、沖縄らしい美しい海をじっくり堪能できます。



52 石垣島底地浜(すくじはま)

 崎枝湾に面した西向きの広いビーチです。白砂の砂浜がどこまでも続く素敵な場所ですが、シュノーケリングには適さないことから、泳ぎに来る人はあまりいないので、普段はとても静かです。
 日曜日などには、地元の人達が、ビーチパーティー(要するにBBQ宴会)をするために集まって来て、賑わいます。



53 石垣島川平タバガー

 有名な川平公園の北方向にあるビーチですが、完全な穴場です。地元民しか知らない場所でしたが、JTAの機内誌「コーラルウエイ」で紹介されてから、観光客も多少行くようになりました。映画のロケが行われたことがあるそうで、地元では「撮影場」と呼ばれています。のどかな海岸ですが、砂浜の一部にゴミが散乱していることが多く、その点は、非常に残念です。
 


54 石垣島川平公園

 今更説明の必要もないと思いますが、八重山を代表する名勝であり、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」の三つ星の観光地です。



55 石垣島ピゲカゲ浜

 県道79号線が、川平公園方面へ分岐する場所から東(米原海岸方面)に向かって3~4㎞ほど進むと、道の両脇にレストランやカフェが現れます。ここいら辺は、新しく区画された住宅地のようで、周辺は綺麗に整地されています。県道から、海側に細い道を進んで行くと、整った庭越しに、美しい海を見ることが出来ます。



56 石垣島米原(よねはら)海岸

 新幹線の停車駅「米原」を「よねはら」と呼んでしまった人は、石垣島出身者かよほどの沖縄フリークです。
 シュノーケリングポイントとして有名ですが、干潮時には、砂浜からでもこんな眺めが満喫できます。



57 石垣島浦底湾に面したビーチ

 県道79号線を、米原からさらに東に向かうと、やがて道路は北向きに方向を変えますが、この辺りからしばらくは、海岸に近い所を走ります。
 海岸に出られる細い道が何本かあるので、入っていくと現れるのは、全く無名のビーチですが、砂浜が狭く、波打ち際まで木が生えている、湖みたいな静かな海です。
  ただ、干潮時は岩場が露出してしまい、あまり美しくありません。



58 石垣島吹通川(ふきとおがわ)河口

 県道79号線をさらに東に進むと、野底の集落に入った辺りで一本の小さな橋を渡ります。その橋の袂には、駐車場が整備されていますので、そこに車を駐めて階段を下りると、吹通川(ふきとおがわ)河口です。
 自生しているマングローブが、南国らしさを醸し出し、干潟には、カニやらトントンミー(トビハゼ)やらが沢山いて、大人も童心に帰って遊べる場所です。



59 石垣島平久保崎

 南北に細長い石垣島の、北の端にある平久保崎。ここから見下ろす海は、何とも複雑で繊細な色合いです。
 宮古・八重山で、海を見下ろすビューポイントは数多くありますが、ここと同じような海が見られる場所は、ほかにちょっと思い当たりません。



60 石垣島野底林道

 何のためにあるのか、分からない道。狭くてアップダウンも激しく快適ドライブにはほど遠い道ですが、時折こんな絶景が現れるので、油断なりません。

 詳しくは、こちら。
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/11/blog-post_12.html




61 石垣島玉取崎展望台

 石垣島の東側の海を見下ろす展望台です。手前には、珊瑚のリーフに囲まれたコーラルブルーの海が、その奥には、深く青い海があって、これぞまさに沖縄の海、といった感じです。
 東向きなので、太陽光が順光線になる、昼~午後がオススメタイムです。



62 石垣島サザンゲートブリッジからの眺め

 今回ご紹介した石垣島の絶景は、穴場ポイントが多いのですが、ここは穴場中の穴場です。
 石垣港近くの埋立地(公園)に架かるサザンゲートブリッジの橋上からの眺めです。観光客は、まず訪れることがなく、地元の人は、車でサッと通過してしまうので、ほとんど注目されることはありません。
 しかし、こんな所までも美しい、石垣島の底力を見せつける場所とも言えるでしょう。




 絶景100選。八重山編はこれで終わり、宮古編へと続きますが、ここで少しお休みします。

 宮古編は、年明け再開となります。

 100箇所の場所は決まっているのですが、載せる写真が、あれにしようか、これも良いかな、となかなか決まらず、八重山編も、書きかけては写真を入れ替える、を繰り返していました。宮古編は、正月休みに、少し落ち着いて写真選択をしたいと思います。
 また、しばらく従来どおりの記事に戻りますので、引き続き、当ブログをよろしくお願いいたします。
 

2015年12月10日木曜日

宮古・八重山の絶景100選第5回 竹富島へ


 宮古・八重山の絶景100選。第5回目は、竹富島に飛びます。


41 竹富島の白砂の道

 「竹富島憲章」を護って、伝統的な沖縄の景観維持に努める竹富の島人は、年2回海から運んだ白砂を道に撒き、毎朝清掃しています。元々は、夜間徘徊するハブを、わずかな月明かり星明かりでも見つけやすいように、道を白く保つ必要があったそうです。
 当たり前すぎて見逃しがちですが、竹富島ならではの景観です。



42 竹富島の沖縄伝統建築様式

 屋根は赤瓦葺き、塀は石積み、平屋で入口は南向きなどといった、沖縄の伝統建築様式を残す竹富島の集落。国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。
 その姿を一望できるのが「なごみの塔」。ここに来れば、誰でもこの絶景を眺めることができます。



43 竹富島なごみの塔

 一つ上の写真は、このなごみの塔から撮ったものです。塔の高さは、わずか、4.5メートル。土台となる山の高さを含めても、10メートル程度ですが、高い建物のない竹富島では、広く島内を見渡せるだけでなく、なごみの塔自体が島のランドマークでもあります。
 昔はここから、集落に連絡事項を伝えたそうです。



44 竹富島の水牛車

 観光用の水牛車ですが、この島では、一つの景色として完全に馴染んでいます。人が生活する集落の中を、当然のように歩く水牛。竹富島でしか見ることのできないオンリーワンの光景です。



45 竹富島コンドイ浜

 八重山を代表するビーチの一つである竹富島のコンドイ浜。海の美しさとアクセスの良さから、実際泳ぎに来る人の数も、恐らく八重山一でしょう。
 数え切れないほど写真を撮ったので、どの写真を載せるか散々迷いましたが、最もコンドイ浜らしい一枚をご覧ください。超遠浅の海なので、干潮時にはドンドン沖の方まで歩いて行けます。海岸線からこんなに離れても、深さ数センチの海です。



46 竹富島カイジ浜入口

 一般には、「星砂の浜」として知られるカイジ浜。大勢の観光客が星砂を探すので、もう残ってないんじゃないの?と余計な心配をしてしまいますが、それはともかく、ここは、鬱蒼とした木立の合間に見える海への入口が、一番の絶景です。



47 竹富島トゥードイ浜

 西桟橋から北東側の海岸をトゥードイ浜といいます。砂浜ですが、岩場も多く、泳ぎに来る人も歩いてる人も滅多に見かけません。
 そのせいなのか、鳥や蝶、ヤドカリなどが沢山居て、楽しい場所です。コンドイ浜やカイジ浜の喧噪が嘘のような静かな絶景です。



48 竹富島西桟橋

 西側にある桟橋だから西桟橋。夕日の名所として知られています。日没近くになると、島のあちらこちらの宿から、宿泊客が三々五々集まって来る、竹富オタクの聖地憩いの場です。
 桟橋から夕日を見る人がほとんどですが、周りの海が穏やかで、海面に映った夕焼けがとても美しいので、砂浜から眺めるのもお勧めです。



49 浜島

 竹富島と小浜島との中間辺りにある浜島。島と名前が付いていますが、砂の集まった砂州で、干潮時には岩だけが辛うじて見える幻の「島」です。浜島周辺は、とても美しいエメラルドグリーンの海です。
 

 (次回は、石垣島です。)

2015年12月5日土曜日

宮古・八重山の絶景100選第4回 小浜島・黒島


 宮古・八重山の絶景100選。第4回目は、小浜島、そして黒島へと進みます。


30 小浜港を見下ろす道

 ここは、ちょっと説明しにくい場所なのですが、小浜島の東西方向に伸びる何本かの道のうち、一番北側にある道です。この道を、東側(港方面)に進んでいくと、途中から下り坂になり、間もなく港が見えて来ます。
 無名の場所のようですが、プロがここで好んで写真を撮るそうで、玄人好みの絶景なんでしょうか。



31 小浜島細崎(くばざき)の先端

 小浜島の西側に突き出た、文字どおりの細い岬、細崎(くばざき)。その一番西の端っこ、これ以上先には海しかないという場所です。
 静けさと、開放感と、こんな所まで来ちゃったという微かな心細さのような、そんな雰囲気を感じさせる、一種独特の光景です。



32 小浜島アカヤ湾のマングローブ林

 小浜島の西側に広がるアカヤ湾。砂浜近くの海中には、マングローブが群生しています。潮の干満がほどよい時間帯を狙って行くと、マングローブの奇妙な形が海面に映ります。



33 小浜島細崎南側の海岸

 細崎の南側の海岸です。前方に小さく見える石積みは、「魚垣(ながき)」など呼ばれる仕掛けで、満潮時に波打ち際まで泳いできた魚が、干潮時には魚垣に行く手を阻まれ帰れなくなってしまったところを、一網打尽にするものです。
 今では、使われていませんが、これがあるおかげで干潮時には波が立ちにくく、海が巨大な池と化して雲を映します。



34 黒島仲本海岸

 黒島の仲本海岸は、シュノーケリングポイントとして有名で、そのためにやって来る人がほとんどですが、大潮の干潮時ともなると、干上がった岩場を歩いて行くだけで、こんな光景を見ることができます。これぞ、天然の水族館。



35 黒島西の浜

 黒島から眺める海の色は、ここ、西の浜周辺が最も美しく、八重山諸島の中でも五指に数えられると思いますが、流れがあって遊泳禁止のため、訪れる人がほとんどいません。
 何とももったいない、贅沢な空間のまま放置されていますが、草がボウボウの道を自転車で走り、少しだけ坂を登ると、目の前に現れる海は、まさに絶景!



36 黒島宮里海岸

 黒島の西側、西の浜と仲本海岸の間辺りの一帯を、宮里海岸と呼びますが、写真の場所は、黒島研究所の近くです。生い茂った木々が額縁のようになって美しい海を飾る、渋めの絶景です。正面に小さく見えるのは、新城島(パナリ)です。



37 黒島の集落

 赤瓦の屋根、石積みの塀など、沖縄の伝統建築様式は、徐々にコンクリート製のものに変わりつつありますが、黒島の集落には、まだまだ伝統建築様式の建物が残されています。
 竹富島のように、敢えて保存に取り組んでいるわけではないようですが、言わば、自然体の伝統集落が残っていて、心が安らぎます。



38 黒島の放牧地

 島の人口200人、牛の数3000頭の黒島。平坦ながらも、地盤が農業に適さないこの島では、ほとんどの土地が牧草地として開拓され、牛がのんびりと草を食みます。最近では、他の沖縄離島でも牛を飼育する所が多くなりましたが、この光景は黒島ならではのもの。まさに「沖縄の北海道」です。



39 黒島港

 石垣島から黒島行きの船に乗ると、黒島に近づいた段階で、既に海の色が違ってきます。黒島港の岸壁から眺める海は、紺碧の海でもなく、よく見るエメラルドグリーンでもない、独特の明るい青色をしていて、着いていきなりテンションが上がります。



40 黒島伊古桟橋

 伊古桟橋は、今では、桟橋本来の役目を終え、登録有形文化財として保存されています。
 農業には適さない黒島では、昔、この桟橋から海人が漁に出で、島の生活を支えていました。防波堤のないただの桟橋は、視界良好で、周辺の海の美しさと相俟って、絶好のビューポイントですが、海が荒れたときにここから船を出すのは、さぞかし難儀した事でしょう。


(次回は、竹富島へと続きます。)