2015年12月5日土曜日

宮古・八重山の絶景100選第4回 小浜島・黒島


 宮古・八重山の絶景100選。第4回目は、小浜島、そして黒島へと進みます。


30 小浜港を見下ろす道

 ここは、ちょっと説明しにくい場所なのですが、小浜島の東西方向に伸びる何本かの道のうち、一番北側にある道です。この道を、東側(港方面)に進んでいくと、途中から下り坂になり、間もなく港が見えて来ます。
 無名の場所のようですが、プロがここで好んで写真を撮るそうで、玄人好みの絶景なんでしょうか。



31 小浜島細崎(くばざき)の先端

 小浜島の西側に突き出た、文字どおりの細い岬、細崎(くばざき)。その一番西の端っこ、これ以上先には海しかないという場所です。
 静けさと、開放感と、こんな所まで来ちゃったという微かな心細さのような、そんな雰囲気を感じさせる、一種独特の光景です。



32 小浜島アカヤ湾のマングローブ林

 小浜島の西側に広がるアカヤ湾。砂浜近くの海中には、マングローブが群生しています。潮の干満がほどよい時間帯を狙って行くと、マングローブの奇妙な形が海面に映ります。



33 小浜島細崎南側の海岸

 細崎の南側の海岸です。前方に小さく見える石積みは、「魚垣(ながき)」など呼ばれる仕掛けで、満潮時に波打ち際まで泳いできた魚が、干潮時には魚垣に行く手を阻まれ帰れなくなってしまったところを、一網打尽にするものです。
 今では、使われていませんが、これがあるおかげで干潮時には波が立ちにくく、海が巨大な池と化して雲を映します。



34 黒島仲本海岸

 黒島の仲本海岸は、シュノーケリングポイントとして有名で、そのためにやって来る人がほとんどですが、大潮の干潮時ともなると、干上がった岩場を歩いて行くだけで、こんな光景を見ることができます。これぞ、天然の水族館。



35 黒島西の浜

 黒島から眺める海の色は、ここ、西の浜周辺が最も美しく、八重山諸島の中でも五指に数えられると思いますが、流れがあって遊泳禁止のため、訪れる人がほとんどいません。
 何とももったいない、贅沢な空間のまま放置されていますが、草がボウボウの道を自転車で走り、少しだけ坂を登ると、目の前に現れる海は、まさに絶景!



36 黒島宮里海岸

 黒島の西側、西の浜と仲本海岸の間辺りの一帯を、宮里海岸と呼びますが、写真の場所は、黒島研究所の近くです。生い茂った木々が額縁のようになって美しい海を飾る、渋めの絶景です。正面に小さく見えるのは、新城島(パナリ)です。



37 黒島の集落

 赤瓦の屋根、石積みの塀など、沖縄の伝統建築様式は、徐々にコンクリート製のものに変わりつつありますが、黒島の集落には、まだまだ伝統建築様式の建物が残されています。
 竹富島のように、敢えて保存に取り組んでいるわけではないようですが、言わば、自然体の伝統集落が残っていて、心が安らぎます。



38 黒島の放牧地

 島の人口200人、牛の数3000頭の黒島。平坦ながらも、地盤が農業に適さないこの島では、ほとんどの土地が牧草地として開拓され、牛がのんびりと草を食みます。最近では、他の沖縄離島でも牛を飼育する所が多くなりましたが、この光景は黒島ならではのもの。まさに「沖縄の北海道」です。



39 黒島港

 石垣島から黒島行きの船に乗ると、黒島に近づいた段階で、既に海の色が違ってきます。黒島港の岸壁から眺める海は、紺碧の海でもなく、よく見るエメラルドグリーンでもない、独特の明るい青色をしていて、着いていきなりテンションが上がります。



40 黒島伊古桟橋

 伊古桟橋は、今では、桟橋本来の役目を終え、登録有形文化財として保存されています。
 農業には適さない黒島では、昔、この桟橋から海人が漁に出で、島の生活を支えていました。防波堤のないただの桟橋は、視界良好で、周辺の海の美しさと相俟って、絶好のビューポイントですが、海が荒れたときにここから船を出すのは、さぞかし難儀した事でしょう。


(次回は、竹富島へと続きます。)

2015年11月30日月曜日

宮古・八重山の絶景100選第3回 西表島ほか



 宮古・八重山の絶景100選。第3回目は、西表島の続き、そして、鳩間島、パナリ(新城島)へと進みます。


21 西表島後良川(しいらがわ)

 県道に架かる後良橋(しいら橋)からの、上流方向の眺めです。マングローブは、ここまで群生するとただの森にしか見えませんが、この川は、東西方向に流れているため、早朝の、太陽が低い所にある時間帯だと、光がよく廻り、マングローブ林の独特の美しさを見ることができます。ここから、下流方向を見れば、日の出も拝めます。



22 西表島南風見田の浜(はえみだのはま)

 西表島の南側にある広大なビーチです。干潮時には、砂がこのように波打った模様になったり、綺麗の盛られたカニの巣穴があったり、周辺には、不思議な模様の石が転がっていたりと、長時間いても飽きることがありません。
 ただ、残念なことに、流れのせいか砂浜には、外国語の書かれたゴミや海藻が多く打ち上げられていて、写真を撮れる場所を探し歩かなければなりません。



23 バラス島

 西表島の上原港と、鳩間島の間にある不思議な島、バラス島。正確には、島ではなく、珊瑚のかけらが集まって出来た一種の砂州です。小さな船でしか上陸出来ない、難易度中~高クラスの絶景です。

 詳しくは、こちら。
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2014/04/blog-post_21.html



24 鳩間島鳩間港横

 船の便数が少なく、観光には不便な鳩間島ですが、船が鳩間港に近づいていくと、到着前から既に周囲の海の色が違い、早くも歓声を上げる観光客も少なくありません。
 島に到着した瞬間から、目の前に絶景が広がる島です。



25 鳩間島公民館前

 この辺りも、鳩間港のエリアの一部なのですが、桟橋から少し西に行った所に公民館があり、道を挟んだ海側にちょっとした広場があります。
 木陰から、目の前の美しい海を眺めながらボーッと過ごすのは、まさに至福の時。昼寝しますか。それともオリオンビールを片手にですか。



26 鳩間島北側の海

 地図によれば、ここいら辺は、島仲浜と名付けられていますが、名前など付けなくても良いのではないかと思うほど、何処を見てものんびりした、静かな海が続きます。島の北側の海は遠浅な場所が多く、無風時には巨大な池のようです。人もほとんど来ません。



27 鳩間島鳩間中森に続く道

 鳩間島のほぼ中央部に、鳩間中森と呼ばれる高台があって、そこが遠見台となっているのですが、その中森に向う道は、島で最も重要な道でした。
 その道を、山側から降りてくると、途中から遠くに美しい鳩間の海が見えて来て、思わず足を止めてしまいます。



28 新城島(パナリ)の集落

 八重山離島観光の最難関、新城島(通称パナリ)。定期船が通っておらず、島内は私有地のため、観光客としては、島人の主宰するツアーに参加するしか上陸する方法はありません。
 島の人口は、住民基本台帳上で10人程度。常駐している人は、2~3人居るか居ないか。にもかかわらず、集落内は、不思議なほどきちんと整備・清掃されてる、幻の絶景です。



29 新城島クイヌパナから見た港

 クイヌパナとは物見台の意味ですが、海が見える超一級の展望台です。午後から夕方の少し前までの時間帯、ここから見下ろす桟橋周辺の海は、ため息が出るほどです。


 (次回は、小浜島、黒島へと続きます。)


2015年11月25日水曜日

宮古・八重山の絶景100選第2回 西表島へ



 宮古・八重山の絶景100選。第2回目は、西表島に移ります。


11 西表島イダの浜

 陸続きなのに、道路が通っていないため、船でしか行けない陸の孤島、西表島船浮地区。船浮の集落からさらに10分ほど林の中を歩くと、突然視界が開け、弓状に広がった砂浜が現れます。隠れ家ならぬ隠れ絶景というべき場所です。



12 西表島白浜港からの海

 船浮行きの船が出る白浜港は、目の前に、内離島(うちぱなり)・外離島(そとぱなり)という大きな島があるため、周辺の海は波が穏やかで、そのせいなのか、日の当たる方向によって海の色が微妙に変化します。
 見落としがちな光景ですが、船に乗る前後にでも、港周辺を散策することをお忘れなく。



13 西表島浦内川沿川

 沖縄最大の河川である浦内川。河口付近は、マングローブの広大な原生林が広がっていて、展望台からも眺めることが出来ますが、あまりにも広大過ぎて、景色としては、何が何やらといった感じになってしまいます。
 それよりは、遊覧船又はカヌーで川を遡りながら、川沿いの眺めを堪能することをお勧めします。



14 西表島月ヶ浜(トゥドゥマリ浜)

 浦内川から運ばれた、粒の細かい砂で覆われた、美しいビーチ。リゾートホテル建設で揺れましたが、今は落ち着きを取り戻しているようです。
 元々泳ぐ人も少ない静かな浜ですが、西向きのため、午前中は日陰に覆われ、穏やかな雰囲気を醸しだします。西側なので、もちろん夕日の名所でもあります。



15 西表島宇那利崎

 月ヶ浜の北方向。ペンションやショップの間を抜ける細い道を、車で行けるところまで行って、後は、歩きます。岩場と、小さな砂浜が混在した、プチ絶景。しかも、人はほとんど来ません。
 ただ、上の写真の場所の近く(西方向)には、駐車場付きの公園が整備中でした。



16 西表島ピナイサーラの滝上

 落差54メートルのピナイサーラの滝の上からの眺めです。歌舞伎の、石川五右衛門の名セリフのごとく、「絶景かな 絶景かな」と叫びたくなります。

 詳しくはこちら。
 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2012/11/ng.html
 


17 西表島ナラダ川河口

 島の外周部を走る県道を東方向に進み、地元で海中道路と言われる船浦大橋でヒナイ川を渡り、左手に海を見ながらさらに少し進むと、海が見えるのはここまでという辺りに、ヒナイ川とは比較にならないほど小さな川ナラダ川があります。
 しかし、そこからマングローブ越しにみる海は格別です。海上の左奥に小さく白く写っているのは、バラス島です。



18 西表島ターラ川河口

 「♪ この~木何の木」と、思わず口ずさみたくなるような、不思議な光景が広がっています。ナラダ川から、県道をさらに東に2㎞ほど進んだところある小さな川、ターラ川の河口付近。よく探すと、県道から海岸に抜ける狭い通路があるので、そこで車を降りて歩きます。



19 西表島野原崎

 県道をさらに東に進むと、この野原崎付近で、道路は南に向きを変えますが、その辺りからまた左手に海が見えるようになります。
 牧草地、その先に海、そしてさらに先に小浜島を臨むという、大自然に囲まれた西表島の中にあって、ちょっとのどかな絶景が展開します。



20 西表島から由布島に渡る水牛車

 おなじみの、西表島から由布島に渡る水牛車です。由布島よりも、この水牛車自体がアトラクションであり、風景です。県道の高台から望遠レンズで撮ったものですが、水牛車の向かう先が由布島、海を挟んで奥に見えるのは小浜島です。


(次回は、西表島の続き、そして、鳩間島、パナリ島へと進みます。)