苦節・・・何年だ?暫定ジェット化の1979年からだから、苦節約35年か~
広くて新しい空港は、見違えるようです。
すごい!エスカレータがある。
ボーディングブリッジもあるぞ。
旧空港は平面移動だったのに。
観光案内のカウンター。
日本最南端のスタバ。
手荷物検査後の搭乗待合室は、従来と違い2階になってJAT・ANA共通。宮古空港など普通のローカル空港と同じですが、宮古空港よりはずっと広くて快適です。
1階には、広~いフリースペースがあり、テーブルと椅子が多数。これは宮古空港にはない設備です。
ここに座って、スタバのコーヒーなんかを飲んで時間を潰せます。
他にも、そば、海鮮、石垣牛、スイーツのコーナーがありセルフサービスでここに運んで食べる仕組みのようです。スーパーのフードコートみたいな感じですかね。
でも、この方式だとちょっとした時間調整ならいいけれど、本格的に食事したい、あるいは少し飲んでから飛行機に乗りたいという場合、落ち着かないんじゃないかな。
混雑時には場所取りが大変そうだし。
ちゃんとしたレストランが隅っこに1軒のみ。小さいし、定食みたいなメニューしかないし。この点は宮古空港の方がいいかも。
搭乗待合室内は広いけれど、JAL系・ANA系の売店がそれぞれあるのみ。扱い商品も似ているし、土産物購入や食事はあまり出来なさそう。この点も宮古空港の方が多少いいような。
駐車場は、有料で1時間100円から。
この点は現在では宮古空港も同じ。でも、今まで市街地の近くにあって無料だったのに、こんな田舎に来て有料になるなんて・・・と地元の人は思っているんじゃないかしら。
ゆるキャラ。特にコメントなし。
そして一番の問題はアクセス。
何しろ、新石垣空港は、市街地から遠いのです。
今までならば、タクシーに乗っても千円以内で離島桟橋や市街地のほとんどの場所に行けたのに、この距離では、気軽にタクシーを使うというわけにもいかず。
石垣島内をレンタカーで観光する人は問題なさそうですが、他の離島に渡る人はそうも行かずバスを使うしかありません。
そのバスですが、15分間隔で空港とバスターミナルを結んでします。
従来はほぼ20分間隔だったので、多少改善されましたが、所要時間が15分~20分だったのが35分~50分となり、料金は200円から520円に。
もう一点気になるのは、バス車両が空港リムジンのようなハイデッカータイプではなく、そこいらを走っている普通のタイプ。
荷物を車体下部のトランクに預かってくれません。自分ももちろんですが、観光客は荷物が多いし、特にダイバーは巨大な荷物を自力で車内に持ち込むしかないですから、オンシーズンは人より荷物で溢れそう。
荷物持って40~50分座れなかったら悲惨だなぁ。
まあ、問題点は、これから徐々に改善されるんでしょうけれど、自分としてはいきなり旧石垣空港が懐かしくなりました。
狭いけれど、施設はボロだったけど、市街地に近くてアットホームな感じのローカル空港は、沖縄離島の玄関口のイメージにピッタリだったんですよね。
まあ、これで騒音から解放された人が多く居たのなら、一観光客が四の五の言うべきではないでしょう。
地元では、島の経済活性化に対する期待が高いですが、捕らぬ狸の・・・にならないことを願うばかりです。
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