大神島と言えばこの奇岩。
ノッチ、或いは、キノコ岩と呼ばれるものです。隆起珊瑚の岩が、波の力や海中生物により下から削られ、こんな形になりました。
海岸線からわずか数メートルの距離の浅瀬にあり、歩いて行くこともできますが、今にも崩れそうなので、あまり近づかない方がよろしいかと・・・
島の北東側には、こんな岩がゴロゴロしています。
岩の形はもちろんですが、海の色の美しさにもご注目ください。
東側は砂浜です。
アジサシが水浴びをしていました。ゆっくり近づきつつ、望遠レンズで撮ったものですが、この程度までは近づくことができました。
なんか、おっとりしていい奴。
南側の海岸。ソテツが岩の上に繁茂しています。ちなみに、シュノーケリングをするならこの南側一帯だそうです。自分ではまだ行ったことがないのですが。
潮が引いてくると、干潟状になる場所もあります。この赤いブツブツは、シオマネキです。
白いシオマネキが喧嘩をしているのでしょうか。ど派手な模様の奴もいます。
コレ、何だか分かります?
浅瀬に迷い込んだコバンザメだそうです。
地元の人曰く。「コバンザメは美味くないんだよ。」 つまり、食べたことあるんだ。
島の展望台「遠見台」からの眺め。
高さ約75㍍。
この高さは、多良間島も含めた宮古諸島の中では最高地点なのです。
大神島は、宮古島から直線距離で約4㎞。しかし、聖地、神の島であるせいか、とてものんびりしています。
外周2㎞強、実際に歩けるのは2㎞にも満たず、他には遠見台があるだけ。
一通り歩いて回って、おぷゆう食道でお昼を食べても、まあ、2時間程度。
ご覧いただいたような、美しい海と自然はあるものの、これといった目玉がありません。何しろ、お隣の宮古島があれだけ美しい海に囲まれているわけですから、さらにこの島まで観光客に来てもらうのは、そう簡単なことではないでしょう。
でも、そうはいっても、コアになる観光資源は、美しい海と豊かな自然のはず。中途半端にハードを整備して客を呼び込もうなどとはして欲しくありません。
話は変わりますが、17世紀のイギリスの海賊キャプテン・キッドは、処刑される前に、「自分はある場所に財宝を隠している」と叫び、その場所を説明しようとしたが、処刑人はそれを無視してキッドを処刑してしまったという逸話があるそうです。
その財宝は、実は大神島に眠っているという説が・・・これは、沖縄県のホームページに書いてあるんですよ。
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