人口わずか200人。人の数の15倍の牛がいる黒島。
海は綺麗ですが、集落は、沖縄の離島としてはごく普通の佇まい。
このごく普通の集落の写真を見て、何だかホッとする、安らぐ、癒やされると感じたら、貴方は、相当な沖縄中毒では?(笑)
昔のポストが現役ですねぇ。
赤瓦の屋根。竹富島のように、島を挙げて積極的に保存に取り組んでいるわけではありませんが、そこここに残っています。
集落内といえども、歩く人は滅多にいません。たま~に車が通るか、観光客が自転車で通過するか。
島で唯一の売店。「たま商店」。
この「冷し物一切」という表現、不思議ですよね。おおっ、こんな離島に何か特別なものがあるんだろうとかと期待しますが、あるのは、アイスクリームとか、冷えた清涼飲料水とか、ごくごく普通のものばかり。
「冷し物一切」という表現は、沖縄では普通に見られます。
何年か前の夏のある日、お店に臨時休業の貼り紙がありました。泊まっていた宿の人に、「何かあったんですかね。」と聞いたら、「今日は、甲子園で沖縄が出るからじゃない。」とのお答えでした。
八重山の各島は、近年整備が進んで良くも悪くも便利になり、観光客が行きやすくなっていますが、黒島は、ほとんど変わらず、いや、数年前と比べて船の本数が減ったりしてむしろ不便なっています。
そんな黒島の小さな集落には、平凡な沖縄の風景が残っています。こういう雰囲気はお好きですか?
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