2014年9月17日水曜日

絶対に泳ぎたい! 初めての人向け宮古島ビーチガイド


 初めて行く宮古島。あそこも行きたいここも行きたい、あれも食べたいこれも食べたい。

 でも、宮古の綺麗な海で絶対に泳ぎたい!


 何処に行ったらいいですか?

 というご質問なんです。
 「前浜と吉野海岸じゃダメなの?第一、宮古の海は何処でも綺麗なんだけど。」なんて冷たく言ったらまた怒られるから、まじめにお答えします。初めての人向けの宮古島ビーチガイド。


 
 やはり何といっても、宮古に来たからには、海の中を覗いてもらいたい。ダイビングなんかしなくても珊瑚や熱帯魚が簡単に見られることを知ってもらいたい。なので、シュノーケリングを経験してもらいたいと思うのですね。


 しかし、初めての宮古島となれば、まずは、極上の海に浮かんでその美しさを満喫していただきたい。そこで、宮古を代表する前浜ビーチ砂山ビーチで歓声を上げてください。

 夏の太陽が照りつける中、目の前に綺麗な海があれば誰でも飛び込んでみたくなるはず。童心に返ってシンプルに楽しんでください。内地では、なかなか味わえない感覚です。

 前浜では、金を出せば、マリンジェット・バナナボートなどといった”マリンレジャー”をすることが出来ますが、オススメはしません。何もこんなところまで来て、こんな綺麗な海ですることではないと思うからです。


 ただ、前浜・砂山では珊瑚があまりないので、午前中にこれらの海で遊んだら、お昼を食べて、午後はシュノーケリングを是非。


 宮古島周辺で、気軽にビーチからエントリーできるシュノーケリングポイントは、吉野海岸新城海岸来間島長間浜池間島フナクス(通称ブロックビーチ)などがありますが、初めてであれば、珊瑚や熱帯魚が多く、比較的安心だと言われる、吉野海岸か、新城海岸がいいと思います。

 このうち、吉野海岸は、駐車場は有料(500円)で、パラソルやシュノーケリングセットをレンタルしてくれる店もあります。
 新城海岸は、駐車場無料ですが、トイレと簡易シャワー程度しかありません。ちょっと前までは色々お店もあったのですが。
 この点に関しては色々大人の事情があり、地元でも賛否両論ありますが、観光客レベルで気遣うことは何もありません。

 どちらでもお好きな方に。

 ちなみに、両方行きたいという方もいると思いますが、広い海を泳ぎながら、珊瑚や熱帯魚を探すわけですから、短時間で場所を変えるのは、もったいないと思います。

 マスクを着けて海の中を覗くだけで、珊瑚や熱帯魚が見えます。足が立つような浅瀬でも大丈夫な場所もあります。
 これは、新城海岸で撮ったもの。干潮時だったので、水深30㎝くらい。


 注意点としては、この両海岸はとても浅い所に珊瑚礁が発達しているため、干潮時は珊瑚にぶつからずに泳ぐことができない程です。

 珊瑚を傷つけることは厳に謹んでいただきたいし、そもそも、岩と同じですから人間もケガの恐れがあります。潮の状況は事前に確認しておいてください。
 ネットで簡単に調べられますし、地元の観光関係の人に聞けば多分教えてくれるはず。


 吉野海岸、新城海岸共、島の東南側にあるので、ちょっと時間があれば、帰りに東平安名崎に観光に立ち寄ることも出来ます。
 保良漁港の綺麗な海もお忘れなく。詳しくは、当ブログの過去記事を参照してください。

 

 島の南側に、インギャーマリンガーデンという場所があります。

 入江状になっていて、波がほとんど立ちません。そこそこ、綺麗で、そこそこ魚も居るのですが、前浜ほどは美しくなく、吉野海岸ほどは魚が居ないので中途半端な感じです。
 しかし、風の強い時などは逆に泳ぎ易いので、知っておくと重宝します。

 周辺の遊歩道から眺める海はとても綺麗ですので、泳がなくても是非行ってみてください。



 最後にポイントをいくつか。

 シュノーケリングをしていると、ずっと浮いている状態になるので、体の裏側が焼けます。日焼け止めは確実に塗ってください。

 逆に、日焼けしたくないからといって、水着のほかに色々着込んで泳ぐ人がいますが、泳力に自信はありますか?。熱帯魚に夢中になっているうちに遠くまで流されちゃった、何てこともあり得ます。自力で泳いで帰らなければならないことを忘れないでください。

 シュノーケリング中、魚に餌付けをしている人がいます。熱帯魚が沢山集まってきて一見楽しいのですが、生態系を破壊します。残念なことに、客に餌付けをさせるガイドも少なくありませんが、これは、まさにエゴであることを知ってください。 

 せっかく来たのだから、多少天気が悪くても、多少気温が低くても、根性で泳いじゃっている人がいますが、修行に来たのではないので、あまり無理せずに・・・

 宮古島に限りませんが、沖縄離島のビーチには更衣室やシャワーがないところが多く、あっても狭かったり汚かったりするところもあります。
 ホテルで水着に着替えて出掛け、帰りも狭い場所でサッと着替えられるような準備をしておきましょう。泳いだ後、少し休んで水着が乾いてから帰る人もいます。

 シュノーケリングが全く初めての人は、なるべく経験者に連れて行ってもらってください。「シュノーケルクリア」(ネットで調べてください。)が出来るまでは、絶対に無理しないでください。

 もし、帰る日に泳ぐ場合は、宮古島温泉(日帰り入浴施設)で汗を流し、髪も洗ってさっぱりして飛行機に乗ってください。宮古島ではそれが出来るのです。

 




 

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