平成30年7月10日、宮古島行きを予定していました。
予約していた航空券は、羽田発那覇乗り継ぎで、那覇空港に13:25着、那覇空港出発は14:00の便です。
ところが・・・
(気象庁HPより)
まるで、自分の沖縄旅行を狙い撃ちにしたかのような台風8号の進路。
強い台風なら、中心から半径200㎞位が暴風圏。コースもスピードも見事なほどにドンピシャ!
マジかよ~ 絶体絶命じゃん。
迷いに迷った今回の宮古島行き。
台風の進路予報発表から、当日までのドタバタ記を、ドキュメントとしてまとめてみました。何か参考になることがあれば、幸いです。
でも、この時点ではまだ楽観していました。
日々の天気予報でさえ当たらないのに、難しいといわれる台風の進路予報が、ピタッと当たるわけはない。むしろ、今がこれなら、この先ドンドンずれて行くのではないか、特に根拠もなくそう思っていました。
ところが、3日前になっても、予報の進路は少ししか変わらず、いや、むしろ悪い方向に。本島直撃コースから、宮古直撃コースに。
追い打ちをかけるように、米軍の予想進路も宮古直撃コース!
(JTWCのHPより)
しかも、予報では、沖縄接近時に915hPa、中心付近の最大風速55㍍と、平成15年の14号台風に匹敵する猛烈な台風に発達するとか。
14号台風とは、自衛隊分屯地で、参考記録ながら最大瞬間風速86.6㍍が観測され、船が道路に転がり車が海を浮いているという壮絶な台風でした。
ちなみに、この場合の風速とは秒速であって、86.6㍍/秒を、時速に換算すれば311.76㎞。
こんな状況のためか、航空会社の動きも速く、7日時点で、出発の3日も前なのに、手数料なしでのキャンセルか便の変更を受け付けるとのメールが。
こういうことは、普通は、前日にならなければ決められないはず。
航空会社的にも、今回の台風8号は、”よっぽど”なのでしょう
11日の便は飛ぶのか尋ねたところ、「今のところは」という返事だったので、11日の同じ時刻の便に振り替えてもらいました。
10日宿泊予定の民宿をキャンセルし、取り敢えず問題を先送りすることに。
ところが、翌8日の夜になって、今度は11日宿泊予定の民宿から、「当日の宿泊は無理」との連絡が。
15年前の14号台風の時の状況からすれば、今回も、10日はもちろん、11日も停電は必至である、他の客も既にキャンセルしている、もしそれでも宮古島に来るならば、当日停電していない市街地のホテルを探した方がいい、とのこと。
そぉすか~
そりゃちょっとマズイ。飛行機のことだけしか考えていなかったけれど、これはかなりのピンチだ。
それに、行けたとしても、天候はしばらく回復しないよな~
今までの経験上、沖縄に台風が接近すると、空港が閉鎖になった日から3日目位までは風が強く、島は雲に覆われるのです。
だんだん、「今回は無理かな」モードに。
でも、いざとなるとスッパリと諦めきれない自分。
今回の台風は、いつもより速度が速いから、もしかしたら、晴れるのも早いかな~
それに、マンゴーは今が最盛期。台風前に急いで収穫したマンゴーが、安値で出回っているかも。
むむむむ。悩む!
翌日朝10時頃に発表される、9日9時現在の台風情報を確認してから、最終決断をしようと、さらに問題を先送りに。
その9日9時現在の予報では、台風8号は、10日の直撃はもはや避けられないものの、翌11日朝には台湾の北まで進むことになっている。
台風の速度も当初の予報より速く、また、接近時の最大風速も55㍍から50㍍にわずかながらダウン。
こうなると、 やっぱり行きたいよな~
過去、強い台風の直後に2度ほど八重山に行っちゃったことがあるけど、何事もなかったように観光できちゃったしなぁ~
いつもお世話になっている、宮古島のあの人に相談のメールを送ると、
「次に計画したとしても、また台風が来ることもあるし、計画通り実行で大丈夫なのでは?」とのお返事。
うん。そうそう。
確かに、豪雨被災地のような場所に物見遊山で行くのは非常識。でも、そうなるかどうかは、台風が通過してみないと分からないのだから、もう少し様子を見るか。
そこで、翌10日の台風による被害状況などを見極めて最終の最終決断をしようと、またまた問題を先送りすることに。
0 件のコメント:
コメントを投稿