下地島空港と言えば、タッチ&ゴーでした。
沖縄屈指の美しい海を背景に、飛行機が観光客の目の前で轟音をとどろかせながら離発着するという、唯一無二の飛行場でしたが、全日空が訓練飛行から撤退したH26年以降、寂しいことになっていました。
その、下地島空港で、3月30日から待ちに待った定期便の運航が始まります。
記載日現在、分かっている最新の情報をお伝えします。
飛んでくるのは、ジェットスタージャパンです。
といっても、開港当初は1日1往復のみです。
成田発7:25で下地島着が10:25 慌ただしく、11:10に折り返し出発してしまいます。
定期便ではありますが、今のところ発表されているのは、7月15日の分まで。しかも、GW期間中と7月を除くと、週4便(日・月・金・土)のみとなっています。
ちなみに、同社のホームページによれば、成田~下地島の運賃は片道6990円~とか。
また、7月以降、香港のLCC、香港エクスプレス週3便の運航が決まったようです。
ターミナルは、沖縄県が採用した下地島空港利活用計画に沿って、三菱地所など3社が出資する新設会社、下地島エアポートマネジメント株式会社が運営します。
愛称は、「みやこ下地島空港ターミナル」。宮古島ゲートウエイじゃなくてよかったですね。笑
ターミナルの概要は、搭乗ゲート3ヶ所、国際線・国内線の到着ロビー、飲食店、物販店、バス乗り場、タクシー乗り場、レンタカー受付カウンター。
結構立派です。宮古空港並。
現在土産物店、免税店のアルバイトを募集しているそうなので、物販店は開業しそうですが、飲食店はどうでしょうかね。11時には飛行機が飛んで行ってしまうので、1日1便の間は出来ても簡易なカフェ程度でしょうか。
特筆すべきは、路線バスが新たに運行されることです。それも2社。どちらも飛行機の出発到着に合わせた時刻設定がされます。
伊良部大橋を渡り、市街地を抜け、宮古空港を経由して、東Qホテル・ブリーズベイホテルまで約1時間かけて到着します。
現在、宮古空港から市街地方面の路線バスは、1日4本であることを考えると、飛行機の発着に合わせた路線バスは、特に車を運転しない観光客にとって、大変便利です。
レンタカーも、既にトヨタなど3社の出店が決まっています。
みやこ下地島空港ターミナルのホームページはこちらから。
なお、県が管理するはずの空港の駐車場については、無料・有料も含めて詳細はまだ分かりません。
飛行機の利用は別としても、観光客としては、かつてのタッチ&ゴーの再来に期待が高まるところです。
しかし、状況は厳しい。訓練飛行だと、滑走路に着陸(タッチ)して、そのまま離陸(ゴー)して、を繰り返していましたから、訓練継続中は、約5分に1回位の割合で飛行機がやって来ました。
今度は、たった1回。一発勝負です。
写真を撮るには、あらかじめ、ピント・露出を決め、飛んでくる飛行機の位置、大きさを頭でシミュレーションしながら、カメラを構えることになります。
動画だと、ズーミングが勝負です。
なお、県が管理するはずの空港の駐車場については、無料・有料も含めて詳細はまだ分かりません。
飛行機の利用は別としても、観光客としては、かつてのタッチ&ゴーの再来に期待が高まるところです。
しかし、状況は厳しい。訓練飛行だと、滑走路に着陸(タッチ)して、そのまま離陸(ゴー)して、を繰り返していましたから、訓練継続中は、約5分に1回位の割合で飛行機がやって来ました。
今度は、たった1回。一発勝負です。
写真を撮るには、あらかじめ、ピント・露出を決め、飛んでくる飛行機の位置、大きさを頭でシミュレーションしながら、カメラを構えることになります。
動画だと、ズーミングが勝負です。
また、飛行機は向かい風で離着陸するので、海の美しい北側(17END側)からアプローチするのは南風のとき、と、条件が限られます。(無風又は東・西風の時はケースバイケースです。)
大雑把に言えば、沖縄は、夏は南風、冬は北風の傾向にあります。中でも、例年6月の梅雨明けからしばらくの間は、地元でカーチベー(夏至南風)と呼ばれる南風が吹くことが多いので、この頃は狙い目です。
一方、17END付近に訪れる観光客がさらに増加する見込みであることから、空港外周道路(管理用通路部分)を、車両通行止めにする方向で現在検討されていることも、併せてお伝えしておきます。
大雑把に言えば、沖縄は、夏は南風、冬は北風の傾向にあります。中でも、例年6月の梅雨明けからしばらくの間は、地元でカーチベー(夏至南風)と呼ばれる南風が吹くことが多いので、この頃は狙い目です。
一方、17END付近に訪れる観光客がさらに増加する見込みであることから、空港外周道路(管理用通路部分)を、車両通行止めにする方向で現在検討されていることも、併せてお伝えしておきます。
下地島空港は、開港7年目に、国際線を含め1日6往復程度、利用者は57万人程度というのが当初の構想ですが、取り敢えずその第一弾ということでしょう。
2年ほど前から、バニラ・エアが訓練飛行を行っていたので、就航第1便は、バニラかと思われていましたが、結局、三菱グループと資本関係にあるジェットスターでした。
このことは、開業が当初計画より半年ほど遅れたことも相まって、ここまで必ずしも平坦な道のりではなかったことを想像させます。
ジェットスタージャパンは、オーストラリアのカンタス航空、日本航空、三菱商事他1社出資する会社です。
伊良部大橋開通と、クルーズ船による外国人観光客の殺到で、ここのところやたらバブリーな宮古島や伊良部島。
新空港開港で、益々人が増えたらどうなるのだろうという心配もなくはないですが、あれだけのインフラがあるのに、ただ眠らせておくのはあまりにももったいないと思うので、是非共有効に活用していただきたいと思います。
下地島空港でタッチ&ゴーが終わってしまった経緯についてはこちらから。
それ以降の経緯についてはこちらから。
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