伊良部島の北西部にある佐和田の浜。
日本の渚100選に選ばれた名勝ですが・・・
至る所に絶景ビーチがてんこ盛りの沖縄離島にあって、何故ここが?
日本の渚100選は、大日本水産会という
渚とは、一般には波打ち際のこと。であれば、なおさら、佐和田の浜が選ばれる理由が分かりません。佐和田の浜は、超遠浅で、干潮時は波打ち際など消失してしまいます。
沖縄県にある日本の渚百選は、佐和田の浜のほかは、伊是名島と久米島のビーチの計3カ所。前浜もニシ浜も入っていません。
(とまあ、そんなに力まなくてもその程度のものなのでしょうね。笑 )
ちなみに、久米島の100選渚のイーフビーチはこんな所です。
佐和田の浜は、下地島空港の東側に当たります。空港の西側、いわゆる17ENDの海はあんなに綺麗なのに、東側はそれほどでもないのは不思議でした。
地図で見ていただければお分かりかと思いますが、佐和田の浜の南側には、伊良部島と下地島の間の入り組んだ海があります。
ここいらの海は、まるで川か湖のように穏やかで、マングローブなどが自生しています。そのため、養分たっぷりの海水が流れて来るため、佐和田の浜一帯は、透明度が落ちてしまうからだそうです。
なるほど~ 深いね。
オットセイのような岩。1771年の明和の大津波の時に多くの岩が運ばれ、その名残のゴロタ石が多く残されています。
佐和田の浜には、魚垣(ながき 又は かつ)と呼ばれる、干潟に積み上げた石垣が残されています。
魚垣は、満潮時に浅瀬までやってきた魚を、干潮時に石垣の内側に閉じ込めて帰れなくする漁法で、2006年に、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産100選」に選ばれています。
やっぱりここは、何かあるよな。笑笑
佐和田の浜のすぐご近所に綺麗な海を発見。こちらは、佐和田の浜から北に1㎞ほどのところにある佐和田漁港です。
どう見たって、こっちの海の方が綺麗だよね。
港の海が美しい、というのは、当ブログでずーっとお伝えしているテーマの一つですが、佐和田漁港も例外ではありません。
海が美しい日本の港100選とかいうのはないんですかね。
さて、佐和田の浜ですが、以前、宮古島の前浜で夕日の写真を撮っていたとき、島の高校生から「佐和田の浜の夕日は綺麗っすよ。絶対に行ってみてください。」と言われたことがありました。
宮古島の宿に泊まっていると、佐和田の浜はちょっと夕日を見に行くには遠いのですが、頑張って行ってみました。
このときは生憎雲が多くて、まあ、この程度でしたが、宮古島市の夕日の名所10選なら大丈夫そうです。
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