2020年6月27日土曜日

今年の夏は沖縄に行きませんか よくある質問編 


今年の夏は沖縄だ!

 というテーマで、石垣島編・宮古島編・八重山編をお届けしましたが、今回はその番外編として、よくある質問(FAQ)です。

 もう行っても大丈夫?というお悩みにお答えします。


※ 本当は、FAQ(Frequently Asked Questions = 頻繁にある質問)ではなく、OLQ(Only a Little Questions)なのですが、まあ、細かいことは気にしないでください。笑



Q 島は観光客を受け入れてくれる?

 石垣市は、「ようこそ!石垣島へ!<観光客の皆様へのお願い>」と題した、観光客向けのサイトを公開しています。

 その中では、マスクの着用、三密を避ける等一般的な注意事項のほか、チェックアウト3日後に、宿泊先から発熱の有無などを照会することがあるとしています。
 理由もきちんと書いてあり、ルールを守ってくれれば歓迎するというアピールのようでで、何というか、攻めの姿勢を感じます。

 一方、宮古島市は、6月1日に、市民向けメッセージとして、観光客の受け入れを再開する旨を表明しただけで、観光客向けのメッセージは見つかりませんでした。

 この緩さ、自分は好きです。笑



Q 飛行機は復活している?

 JALグループ、ANAグループ共、6月はまだ減便が多く、また、直前の運休決定や時刻の変更もあり、かなりの混乱ぶりでした。

 7月以降は、沖縄路線に関しては、まだ一部の便に運休があるものの、ほぼ復活という感じです。
 ただ、かなり前に夏の便の予約をした人は、便の変更、時刻の変更をされる可能性が少しあるかも知れません。

 LCC(ピーチ・ジェットスター)も6月中に復活しています。



Q 八重山の高速船・空港連絡バスは?

 八重山各島を結ぶ高速船は、7月以降はかなり回復しますが、それでも例年と比べ減便となっていますので注意してください。

 特に、竹富航路はほぼ半減。西表大原航路、小浜島航路も大幅減便となっています。

 これは、団体客の減少を見込んだものと思われます。その一方、元々観光客の少ない黒島航路は、例年夏期間に増便される1便が今年は増便されないといった程度に止まっています。


 空港連絡バスに関しては、現時点では、東運輸は、市街地経由でターミナルまで行く4系統は平常どおり、ホテルを経由する10系統の一部が運休、カリー観光は、大幅減便という状況です。

 ただ、バス2社は、ホームページで事前予告してくれないので、7月以降の復活の可能性はあると思います。


(安栄観光HPより)


Q ホテル・ショップ・食堂などは?

 ある程度以上の規模のホテル等は、ほぼ通常営業しています。ただ、館内施設やレストランなどがまだフル稼働していない所はあるようです。
 
 個人経営の宿、飲食店、マリンショップなどは、まだ一部お休み所もあるようです。
 ただ、これらは、感染症対策で休みというよりは、お客さんが来ないからとか、その他個人的事情によるものが多く、把握仕切れません。

 総じて言えば、特定の宿・店にこだわらなければ、観光には差し支えないレベルに戻っていると思います。



Q 価格的には高いの安いの?

 正直に言えば、こんな時だから安く行けないかな、なんて思ってしまいますよね。

 オリンピックが延期になり、外国人観光客も激減している中では、コロナの影響でツアー代金が却って高くなるということは考えにくいと思います。
 
 ネット販売するツアー、ネット予約のできるホテルなどは、今後の予約状況次第では、お得なプランが出てくる可能性の方があると思います。

 面倒でも、こまめにチェックするといいことがあるかも知れません。

 個人経営のところは、価格はあまり変わりません。ですが、心情的にはむしろそういうところを応援したいと、個人的には思っています。
 まあ、そこはどう割り切るかの問題ですが。


 また、何かと悪評高い政府のGO TOキャンペーンですが、上手く使えば価格的に有利だと思います。ちゃんと実施されれば、ですが。




Q 海外に行けない人が殺到して却って混雑するのでは?

 そんな風に言われることもありますが、一部の関係者の期待値込みの話で、今のところそういった傾向は見られません。
 むしろ、現時点では出足は鈍く、お盆の真っ只中でも、航空券の空席が沢山ある状態です。

 確かに、「ハワイには行けないから沖縄に行こう」と考える人もいるかも知れませんが、それ以上に、「今年は近場で」と考える人が多くなるような気がします。



Q 特に気をつけるべきことは?

 日常生活と同じですが、熱中症には気をつけてください。向こうでもマスクを着用する場面が、今しばらくは続きそうです。
 積極的な水分補給や適度の休憩が必要です。
 
 また、例年以上に体調管理が重要です。
 せっかく予定した沖縄旅行なのだから、熱があっても這ってでも行く!なんて、♪24時間働けますか~ 的なビジネスマンみたいなことは言わないでくださいね。
 
 参考:コロナ症状チェックリスト(%は発生頻度)

 発熱…64%
 副鼻腔痛…50%
 咳…46%
 嗅覚障害…44%
 痰…32%

(Yahoo!ニュース| 聖路加国際病院坂本史衣氏より)  



Q 本当は歓迎されないのでは?

 そこですよね~ 一番気になるのは。
 今回のコロナ騒動で、図らずも、今まで隠れていたものが表に吹き出しました。

 もともと、観光に依拠しないで生活している人にとっては、観光客は来てくれなくて構わない存在だし、ましてこんな時には、というのが本音でしょう。
 一方、観光業に直接・間接に関わっている人にとっては、死活問題ですから、何が何でも観光客に来て欲しいとなるわけで、地域によっては、島人の間で微妙な空気が流れているやに聞いています。

 ただ、我々としては、現時点での常識的なマナーを守る以外には、特別に気を遣う必要はないし、反対に、行ってあげる、お金を使ってあげるという姿勢でもなく、堂々と、普通に楽しめばいいと思います。

 



          石垣島編    宮古島編   八重山編



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