※ 最新版に書き換えました。こちらから。
「沖縄旅行が台風で中止になる確率 Ⅱ」 という記事を、2年前の8月に書いたのですが、その後、さらに何度か沖縄に行った(中止の憂き目にも遇った)ので、その分のデータを更新しました。
ちょっと手抜きですが、台風シーズン到来前に、データ数字のみを取り急ぎ置き換えました。
文章には手を加えていないので、タイトルは、「ver 2.1」です。笑
あくまで個人の体験ですが、そこそこ回数が多いので、これから台風シーズンの沖縄旅行計画の参考にしていただけるかと思います。
対象は、台風シーズンである6月から10月までに計画した沖縄旅行(奄美・与論各1回を含む。)計112回です。
沖縄に行った:109回
台風のため中止した:3回
予定していた沖縄旅行が台風で中止になる確率は、2.7%(3/112)でした。
これは、意外に少ない。2%くらいなら、他地域だって悪天候で旅行が中止になることもあるでしょう。
ただし、
ただしなのです。
沖縄に行くには行ったけれど、台風のため日程の短縮を余儀なくされたことがあるのです。
このうち、出発日を1日遅らせた、または、那覇で足止めされ、最終目的地の宮古空港、石垣空港に辿り着けたのが翌日だった、ということが全部で9回ありました。
そこまでして行かない、ということであれば、旅行中止の3回を加えて12回、その確率は、10.7%(12/112)に跳ね上がります。
出発予定日に、台風のため航空機が飛ばないとか、その可能性がある場合には、手数料無しでキャンセル又は予約便の変更を受け付けてくれます。
翌日の便に変更できれば、1日遅れで沖縄旅行に出発ということになるのですが、希望の時間帯に変更できるか、変更した便がちゃんと飛ぶかなど不確定です。場合によっては、空港窓口で臨時便への変更手続きや、空席待ちもしなければならないかも知れません。
フツーそこまでしないだろぉ~!という人も少なくないでしょう。また、基が2泊3日程度の短期の旅行だったら、出発を1日遅らせると現地滞在時間がほとんどなくなってしまうので、それならもうキャンセルということもあると思います。
そうすると10回に1回くらいは、沖縄旅行が中止のピンチに見舞われるということになります。
この数字をどう判断するかですよね。
ただ、個人的には、これでも案外少ないと感じています。それは、台風の心配無しに沖縄旅行の準備を進められたことの方が少ないからなのです。
夏の太平洋には、台風や、台風に発達しそうな雲の塊が何処かにあり、その進路や発達具合はどうしても気になってしまいます。
その結果、10回に1回、それも粘れば何とかなる可能性も多く残されているわけですから、いつも心配しすぎなのかな、とさえ感じました。
もう少しみていきます。
このほかに、台風接近で、予定を繰り上げて1日早く帰ったことが3回ありました。
この3回を加えると、中止又は日程短縮は、13.4% (15/112)の確率で起こり得るということになります。
※ 沖縄は晴れていたけれど、羽田空港が台風接近のため繰り上げ帰宅が1回ありますが、これはカウントしていません。
さらに、日程短縮ではないものの、台風接近のため、同じ日の早い時間帯の便に変更して帰ったことが1回、石垣島から先の船が欠航し、宿泊予約をしていた島に渡れなかったことが2回(うち1回は、繰り上げ帰宅と重複)、逆に、予定を切り上げて取り敢えず石垣島・宮古島まで戻ったことが2回あるので、これらを足すと、何らかの計画変更を強いられたことは16.9%(19/112)でした。
これ以外にも、行程自体は当初の予定どおりだったのですが、現地でモロに台風をお迎えしてしまい、宿に閉じ込められたという経験が2回あります。
それも加えると、18.8%(21/112)です。
そうなると、台風でドタバタする確率は、2割近くになり、心配性な人にはちょっと気になる数字かも知れません。
やはり、夏の沖縄にとって台風は無視できない存在です。
月別に見ると、
旅行中止:8月1回 9月2回
出発遅れ:7月2回 8月3回 9月3回 10月1回
繰上帰宅:8月2回 9月1回
宿の変更:7月1回 8月1回 9月1回 10月1回
現地遭遇:7月1回 10月1回
こうしてみると、やはり、8月と9月が多いようですが、10月になってもまだ油断はできないということになります。
以前書いた、台風8号によるドタバタ記のとおりなのですが、自分は、台風が接近していても沖縄行きが諦めきれず、色々悪あがきをします。
無理して行っても、いい結果に繋がるとは限りませんが、そうしたことも、後になってはいい思い出になります。
小さな子供連れ、高齢者同伴とか、激務の間を縫っての旅行で一切の日程変更ができない、といったケースを除けば、台風が接近し、沖縄旅行計画がピンチになっても、あっさり諦めないで、ギリギリまで粘ってもいいかなと思うのですが、そこはそれぞれの考え方、価値観の違いになるので、やはり最終的には、各自でご判断いただくことになります。
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