緊急事態宣言が解除され、街中に活気が戻って来たました。いつの間にか日差しも強くなり、もうすぐ夏がやって来ます。
よし、今年の夏は沖縄だ!というのが今回のテーマです。
(夏の旅行の話なんて早すぎる、まだそれどころではない、と叱られるかも知れないので、少しトーンダウンして「落ち着いてきたら、今年の夏は沖縄に行きませんか。」くらいなら、よろしいでしょうか。)
ともかく、オリンピックが延期となって、懸念された空港の混乱や厳戒態勢はなくなります。
大都市周辺では、今年は海水浴場が開設されないというニュースもチラホラ。
密にならない沖縄離島の海で、思いっきり夏の太陽を浴びて、心の消毒をしませんか。
宮古・八重山の美しさ楽しさ居心地の良さをお伝えすると宣言している当ブログですが、長く続けているうちに、マニアックというかピンポイントの記事も多くなっていました。
小浜島の道とか、椰子の木のある風景とか、沖縄のカタツムリとか・・・
そこで今回は、シンプルに沖縄離島旅行への誘いです。まずは、石垣島から。
そんなわけで石垣空港に飛んできました
島内観光がメインという人、宿泊先が市街地ではない人は、ここでレンタカーを借りてしまうのが一番便利で、しかも安上がりです。
離島観光がメインの人、ダイビングなどが目的で一般的な島内観光はしない人、そもそも運転免許を持っていない人は、路線バスで市街地に向かいましょう。
石垣空港連絡バスは、そこそこ本数も多く便利です。
ホテルによっては、無料送迎バスを出しているところもあるので、HPなどで確認してください。
空港の観光案内所には、オールカラーの観光ガイド、フリーペーパーが置いてあるので、忘れずに入手してください。
石垣島の見るべき観光スポットは
まずは、ミシュラン三つ星観光地の川平湾・川平公園、高台から海を見下ろす絶景である、御神崎(うがんざき)、平久保崎、玉取崎辺りが石垣島では必見です。
これらの場所は、ネットやガイド本に必ず載っていますから、詳しくはそれらを参照してください。
その他、観音崎、唐人墓、バンナ岳公園、白保集落などは、必見とまでは言えないでしょうが、実際に行ってみればそれなりに楽しめるところです。
観光施設的な場所としては、石垣やいま村、石垣島鍾乳洞、みんさー工芸館などがあります。
ただ、晴れている限り、海などの自然景観を優先して楽しむことを当ブログとしてはお勧めします。
経験上、案内すると意外に喜ばれる穴場的場所が、吹通川(ふきとおがわ)河口です。詳しくはこちらをご覧ください。
(平久保崎からの眺め)
綺麗な海で泳ぎたい
せっかく夏の沖縄に来たのだから、是非泳いでください。
そのつもりはなくても、夏の晴れた日、目の前にあんな綺麗な海があれば、思わず飛び込みたくなっちゃうかも知れません。
念のため、水着をお持ちになった方がよろしいかと。
米原(よねはら)海岸
シュノーケリングで珊瑚や熱帯魚を見てみたい人には、石垣島でイチオシです。
シュノーケリングまではしなくても、水泳用のゴーグルを付けて海の中を覗いてみるだけでも結構楽しめます。
珊瑚の保護と、自身の安全のため、掲示されている注意事項は守ってください。
(米原海岸)
底地浜(すくじはま)
白砂の砂浜が何処までも続く、広くて遠浅の海。しかも、ほとんど人が居ない。これぞ沖縄の海!というイメージそのもののビーチです。
もちろん、ボーッと眺めているだけでもいいですよ。
ただ、底地浜が美しいのは満潮時間帯に限られます。超の付くほどの遠浅なので、干潮時には、海は遠い彼方で、広大な砂浜に僅かに水溜まり、みたいなことになってしまいます。
南ぬ浜(ぱいぬはま)
石垣港の近く、サザンゲートブリッジを渡った先にある、近場のお手軽ビーチです。
管理された人口ビーチですが、そこは何といっても石垣の海。美しいコーラルブルーであることには変わりありません。
長い時間遊ぶには物足りないですが、昼過ぎに着いて夕方まで何もしないのはもったいないとか、今日帰るけれど出発まで少し時間がある、みたいなニッチな時間帯に、遊べるビーチとして重宝します。
市街地のホテルから、自転車で、場所によっては、歩いて行けなくもないという立地も魅力です。
人出もあまりありません。
(南ぬ浜)
真栄里(まえさと)海岸
ANAホテル前に広がるリゾートビーチです。といっても、石垣市指定の海水浴場であり、誰でも遊べます。
ここも、長時間いると飽きるかも知れませんが、ホテルの真ん前だけあって、南ぬ浜よりリゾートチックな海遊びができます。
島の西側にあるフサキビーチも似たような感じです。
アクティビティは
ダイビング、シュノーケリングなど、海で遊ぶ系のショップが、石垣島には何十軒とあります。
最近は、SUP(Stand up Paddle Board)も人気のようです。
業者を探すには、空港でもらった観光ガイドが役に立ちます。もちろん、ネットでも情報を拾えます。
吹通川や宮良川では、マングローブの川でカヌーができるツアーもあります。
これは、沖縄では、石垣島、西表島と本島の一部でしかできません。
石垣島では釣りをする人も多いです。
石垣港から、他の離島に渡ってから参加する日帰りツアーも色々あります。
石垣島ワンデードライブ
石垣島は、主なポイントを1日かけてドライブするにはちょうどいいサイズです。
朝、市街地を出発する場合、時計回りに一周するのがいいと思います。
順光線(太陽が背中の方向にあること)の方が海が綺麗に見えるので、午前中に西側、昼は北側、午後は東側の海を見るような行程を考えてみてください。
もちろん、そんなに神経質になる必要はありませんが。
ただ、各ポイントを効率よく見て廻ろうといった計画は、あまりお勧めしません。
必見の観光ポイントといっても、どのみち海を眺めるわけですから、スタンプラリーのように一つ一つ制覇するより、気に入った場所があったら、そこでゆっくりのんびりする方が、沖縄離島の過ごし方に合っているような気がします。
大雑把な計画だけを立てて、後はそのときの気分で、みたいな贅沢な時間の使い方を楽しんでください。
午前中はちょっと泳いで、午後は適当にドライブ、という人も多いようです。
都会と比べれば、車は少ないですが、思いの外アップダウンやカーブが続くので、運転は慎重にお願いします。
(川平湾)
夜の遊び方
といっても「接待を伴う飲食店」の話ではありません。
石垣島の国立公園エリアは、日本初の星空保護区に指定されました。星空保護区とは、人工の光の影響が少なくて、星空が綺麗な場所や地域として指定されるものです。
なので、夜は満天の星空を見に行くというのはいかがでしょうか。
さすがに市街地では無理ですが、バンナ岳公園は、市街地から割と近い星空観測ポイントです。
車でないと行けませんが、タクシーで行っても許容範囲です。
星空観測ツアーを行っている業者もあります。また、石垣島展望台は、予約制の観測会をやっている日があります。
ただ、当然のことですが、月夜の晩は星はあまり見えません。沖縄旅行に行くに当たって、月齢まで調べて行く人はあまりいないと思いますので、まあ、運次第ということになりますが。
雨に降られたら
これは正直難問です。当ブログでは、この点に関して何度か記事にしましたが、最終的には、残念ながら「できることはあまりない」という結論に達しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
雨どころか、台風に遭っちゃった場合はこちらをご覧ください。
何泊する?何処で予約するのがいい?
2泊3日でも、十分楽しめますが、できれば余裕をもって3泊以上することをお勧めします。
休みの関係でどうしても無理ならやむを得ないのですが、早朝発深夜着の2泊3日より、ゆっくり出発して早めに戻る3泊4日の方が安いことも少なくありません。
予約に関しては、出発まで1ヶ月を切るような場合、JAL・ANAのネット専用予約、ダイナミックパッケージ(ANAの旧名称は旅作)は使えます。
これは、航空券と宿泊をセット予約するものですが、空席状況に連動して価格が設定されるため、思わぬ掘り出し物があります。
特に、「基準便」と表示される、航空会社お勧めの時間の便を利用すれば、航空券単体で買うより安いといったことも珍しくありません。
また、1泊以上ホテルの予約があればOKなので、例えば、全行程3泊4日のところ、1泊4日として予約することも可能です。さらに、那覇に前泊するといった設定も可能です。
欠点は、日程と行く先を入力して検索するまで価格が分からず、常に安価とは限らないこと、価格が逐次変更されるので、後日照会したら高くなっていた、逆に購入後にさらに安くなっていたなど、ギャンブル的要素があることです。
なお、同じ日程、同じ行き先、同じホテル利用なのに、JALとANAで価格が違うこともあります。
予約は、通常は、出発7日前までです。
(米原海岸)
最後に石垣空港に戻ってきました
お土産
新空港になってから、土産物店が充実しました。お菓子類など、定価の決まっているものは、最後にここで買うと荷物にならなくてすみます。種類も豊富です。
マンゴー、パインなどをお土産に買って帰りたい場合は、物は揃っていますが空港値段なので、作戦を考えた方がいいと思います。
泡盛をお土産にしたい場合、酒に詳しい人ならば、市内の大きな酒屋を物色する方が、面白いものが見つかる可能性があります。
食事
石垣空港の1階ロビーには、海鮮も石垣牛もそばもジェラートも日本最南端のスタバもありますが、食べる場所は、フードコートみたいなフリースペースだけです。
早めに空港に着いて、ゆっくり食事をしようとか、一杯やってから飛行機に乗ろうという人にとって、残念ながら、石垣空港はイマイチです。
手荷物預け
石垣空港では、日によって時間帯によって、搭乗の際の手荷物預けに長蛇の列ができてしまうことがしばしばあります。
搭乗客数が増えたにも拘わらず、空港の施設が対応できていないためと思われます。特に、機材の大型化を進めるANA側で顕著です。
あまりの人の多さに、手荷物を預ける前に出発してしまうのではないかと不安になりますが、所定の時間に列に並んでいれば、係員から指示がありますから、焦らなくても大丈夫です。
♪ ハァー 石垣よいとこ 一度はおいで~ (サァユイユイ)
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