今年の夏は沖縄だ! 第2弾は、宮古島と周辺離島編です。
伊良部島など周辺4島を含めて宮古島
石垣島と違う宮古島の大きな特徴は、周辺の島と橋で繋がっていることです。
なので、宮古島・伊良部島・下地島・池間島・来間島は、観光客の感覚的には実質1島です。そして、全部が宮古島市です。
したがって、 “宮古島” は案外広いのです。見所も、各島に点在しており、とても1日では廻りきれません。
このほかに、船でしか行けない小さな島、大神島も宮古島市です。
(伊良部大橋)
宮古の海は日本一・・・ だけど
海はもの凄く綺麗だけれど、海しか見るべきところがない。宮古島の特徴を簡単に言うとこうなります。一点豪華主義みたいな島です。
もともと沖縄は、美しい海がウリですが、全沖縄の中でも宮古島は、この特徴が特に顕著です。
宮古の海が美しい理由は砂です。
珊瑚由来の白くて細かい砂が、宮古島周辺では特に豊富です。白砂の海底の海は、エメラルドグリーン、コーラルブルーといわれる独特の色に輝きます。
砂の層が厚いので、潮の干満によっても美しさがあまり変わりません。
宮古の海は日本一という人も少なくありません。与那覇前浜は、東洋一だとも。
もちろん、八重山にも、本島や本島周辺の離島にも、沖縄には美しいビーチが沢山あります。
ただ、ここにも、あそこにもと、美しいビーチがてんこ盛りだという点では、間違いなく宮古の海は日本一だと思います。
(東洋一かどうかはともかく絶景の与那覇前浜)
宮古島観光はレンタカーがないと厳しい
宮古島観光は、レンタカーが便利です。というより、それしか手段がないに等しいといってもいいくらいです。
路線バス網は、石垣島のように充実していません。それも、完全に島民の足で、本数が少ない上に、観光地に直結するバス停もあまりありません。
そもそも、お勧めする絶景ビーチは、大型車では近寄れない場所も多いのです。
観光タクシーはもちろんありますが、いいお値段なので気軽に利用しにくいと思います。
では、運転免許を持っていない人は、どうすればいいのか。
あちこち見て廻るのではなく、業者の主催するシュノーケリング、ダイビング、SUPなどのツアーに参加して、海遊びに徹するというのはどうでしょうか。
ほとんどのショップは、ホテルまで送迎してくれるので足の心配はないし、ショップによっては、行き帰りにある程度の観光に連れて行ってくれるところもあります。
泳いだり砂浜を歩ける絶景ビーチ
まあ、何はともかく、日本一かも知れない海の美しさを自分の目で確かめてください。
与那覇前浜・砂山ビーチ(宮古島)、長間浜・猫の舌ビーチ(来間島)、渡口の浜(伊良部島)、17END(下地島)、フナクス(池間島)。
以上は、当ブログ認定の宮古セブンです。
そのほかにも、西浜崎・真謝海岸・間奈津海岸・西の浜・保良泉(ぼらがー)ビーチとか色々あるのですが、全体のレベルが高いので、どうしても後回しになってしまいます。
シュノーケリングをしたい場合は、ビーチエントリーでシュノーケリングのできるビーチとしては、フナクスのほか、吉野海岸、新城海岸(宮古島)、中之島(下地島)などがあります。
(新城海岸ではこんなこともあった)
高台から眺める絶景ビーチ
砂浜には降りられない、展望台などから見下ろす海も素敵です。
インギャーマリンガーデン・東平安名崎、比嘉ロードパーク(宮古島)、竜宮城展望台、農村公園(来間島)、牧山展望台、フナウサギバナタ、サバ沖井戸(伊良部島)など、こうした場所も何箇所もあります。
東平安名崎は、宮古島を代表する景観地であり、宮古島の観光ポスターに、過去何度も登場しています。
岬全体を見渡せる場所は、ちょっと行き方が難しいのですが、こちらの記事を参照してください。
そのほかに、高台ではないのですが、眺める系海ポイントとして、世渡崎(せとざき)・西平安名崎(宮古島)も捨てがたい場所です。
そして、当ブログでは、何度も記事にしているのですが、その割には?有名にならない夕日の隠れ名所が、川満漁港です。
(川満漁港の夕景)
橋を渡る爽快ドライブ
これぞ宮古島ならではのオンリーワンのお楽しみ。
伊良部大橋、来間大橋、池間大橋は、日本一かもの海に架かる長大橋です。それが、宮古島には三つもあるのです。
是非、レンタカーで駆け抜けてください。大都市周辺にこんな場所があったら、渋滞は必至です。
それぞれの橋は、歩道や路側帯があるので、歩くことも可能です。車で通過すると見ることができない、橋の直下の眺めもなかなかです。
各橋の袂付近には駐車場があります。
そこに車を駐めて、全線でなくとも、少しだけでも歩いてみたらどうでしょう。風が強いので、帽子を飛ばされないように。
なお、来間大橋の来間島側の駐車場は、若干距離があります。
橋の途中で路駐している車も見かけますが、全橋共駐停車禁止です。違法であるだけではなく、大変危険なので止めてください。
橋は、アップダウンがあって見通しが悪い場所があり、しかも、運転手が景色に見とれていて、路駐車の発見が遅れる可能性もあります。
(池間大橋直下の眺め)
海以外では・・・
海しかない宮古島では、晴れたら最高。でも、その分天気が悪くなると一気にテンションが下がります。
海中展望台、熱帯植物園など、観光施設的な場所も探せば色々ありますが、まあ~ちょっと、あの、その~ですね。
宮古島には何故か温泉施設が2カ所あります。
シギラ温泉は、水着で入るレジャー温泉です。雨は降っていないけれど海で泳ぐにはちょっと、な天候のときのお助けになるでしょうか。
宮古島温泉は、褐色の塩泉です。名湯かどうかは別として、広い湯船に浸かれる場所は沖縄ではあまりありません。
特に帰る日は、泳いだ後でもさっぱりしてから飛行機に乗れるので、重宝します。
宮古島と石垣島の掛け持ちは?
宮古島と石垣島は、一っ飛び30分くらいの距離なので、両島を一度に廻ってしまおうと思う人も多いようですが、長期滞在ならともかく、滞在期間が4~5日程度かそれ以下ならば止めておいた方がいいと思います。
飛行時間は短くても、空港での搭乗手続きや、レンタカーの返却にそれなりの時間がかかるので、手際よくやっても半日は潰れます。
その分宮古島、石垣島の滞在時間も短くなるので、慌ただしくなってしまいます。
人の少ない広大で美しい海でのんびりすることこそ、沖縄離島観光の醍醐味ですから、名の知れた観光スポットを短時間で効率よく見て廻る旅行スタイルは、当ブログとしては、お勧めしません。
その他諸々 そして空港
予約の方法、雨に降られた、台風に遭った場合などは、石垣島と同じですので、前回記事を参照してください。
宮古島の入り口は、宮古空港と下地島空港の2カ所です。
ほとんどの人は、宮古空港利用だと思いますが、昨年開港した下地島空港も、成田と関西から、LCCが飛んできます。
宮古空港は、石垣空港よりもこぢんまりしていて、混雑すると手狭に感じますが、土産物はひととおり揃うので、便利です。
また、ちゃんとしたレストランがあるので、出発前の食事や乾杯も、石垣空港よりは落ち着いてできると思います。
順序が前後しますが、宮古空港でも、到着後空港の観光案内所で、オールカラーの観光ガイド、フリーペーパーを忘れずに入手してください。
結構役に立ちます。ぺらぺらめくっているだけでも、楽しいですよ。
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