ハートの形をしたピンクの小さな花。アサヒカズラ(朝日葛)です。
「沖縄でよく見かける花」シリーズの一環のつもりだったのですが、掻き集めたアサヒカズラの写真が、一点を除き、全て竹富島で撮ったものだったので、素直に、「竹富島でよく見かける花」というタイトルにしました。 笑
というわけで、竹富島とアサヒカズラ。
もちろん、アカカズラは、竹富島固有の花ではありません。メキシコ原産で、熱帯、亜熱帯の各地に広く生息し、主として園芸用に育てられています。
別名、珊瑚藤、ニトベカズラともいうそうですが、ニトベカズラは、元台湾総督府の新渡戸稲造さん(元五千円札の人)から由来したそう。
ということは、台湾にも多いわけですよね。
竹富島は、竹富島憲章に基づいて、島中で植栽に努めています。
しかし、例えばハイビスカスは、沖縄中何処でもみられます。アサヒカズラも、探してみれば、沖縄中何処にでもあるものの、写真に撮りたくなるようなまとまったものは、竹富島が何故か圧倒的に多いのです。
調べていくうちに、アサヒカズラは、園芸用に植栽した物の種がこぼれて、野生化するケースがあるのだとか。
もしかしたら、竹富島はそのケースでしょうか。そう言えば、石垣の外側にもはみ出して咲いていることが多いような気がします。
この花を撮っていると、蜂がいることが多いので、要注意です。ブンブン音を立てて花にまとわりついています。
蜂は、きっとハイビスカスやブーゲンビリアよりもこの花が好きなんですね。
中央下に蜂が潜んでいます。ミニカマキリの運命やいかに?
花言葉は、愛の鎖。愛があるかどうかは別として、確かに鎖っぽい。
こちらの花は、名前は似ているのに、全く違う花、アリアケカズラ(有明葛)。別名アラマンダです。
ピンクの花は、青空が似合います。暑い沖縄の夏。それでも、こんな花も楽しめます。
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