夏前半の沖縄旅行は、航空券が安く買える2月くらいからボチボチ予定を立て始めるのですが、今年はこんな状況なので、なかなか気分が盛り上がらず。
と思っていたら、宮古島の民宿が着々と予約で埋まっていく。
早い人は、去年の内に予約しちゃうんだとか。ヤバイ!自分も急がねば。
この先、コロナがどうなるのか、オリンピックがどうなるのか、見通しが立たず、旅好きとしてはヤキモキするところですが、こんな時だからこそ行ってみたい、気になる沖縄の離島5島+1島のご案内です。
池間島
バブルと言われた宮古島と周辺の島々。コロナ禍においても、ホテルの建設ラッシュが止まりませんが、そんな中で、乗り遅れた感じのある池間島。
大規模ホテルの建築計画もなく、今や、宮古島に行く人は必ず渡るといわれる伊良部大橋からも遠く、島一番のビーチであったフナクスも、珊瑚が荒らされ訪れる人が減りつつあります。
しかし、逆に言えば、宮古の中で一番変わっていないのがこの島かも知れません。無名のミニビーチも各所に点在しています。
そんな視点で、今年はじっくり廻ってみようかと思っています。
大神島
神の島大神島は、宮古島市に属する島の中で、唯一橋で繋がっていない島です。
元々観光客が訪れることは少なかったのですが、池間島以上に、宮古バブルから取り残されています。
88ページもあるフリーペーパー「観光ガイドブック宮古島」にも、大神島の情報は無いに等しく、その冷遇振りが際立ちます。
リゾートやレジャーとは無縁で、見所となる場所も少ない島ですが、その分、沖縄離島の素朴な魅力が残されています。
与那国島
台湾にも中国にも、日本で一番近い国境の島、与那国島。
それなのに、クルーズ船も外国からの航空機の直行便も来ない。石垣島から気軽に行くにはちょっと遠い。
インバウンドの恩恵も弊害も、あまりなかった島ですが、コロナでは、他の島同様大きな打撃を受けました。
ですが、八重山の他の島とは何処かが違う、この島だけの魅力は変わらず健在のはず。
消毒用に造ったという、アルコール度数78度の花酒(泡盛)は、今でも買えるでしょうか。
竹富島
一昨年までは、年間50万人もの観光客が押し寄せた竹富島。昨年は、訪島者が大幅に減りました。
と言っても、夏以降は観光客が途絶えたわけではなく、むしろ適度な人出で、喧噪もなく、寂しくもない、ちょうどいい具合でした。
島を挙げて反対していたリゾートホテル計画も、コロナのせいか小康状態を保っているようです。
コロナが終息し、外国人観光客、団体客が復活すると、竹富島が真っ先に元の喧噪状態に戻ってしまうことは必至です。今のうちに、ノンビリとした竹富島を存分に味わっておこうと思います。
座間味島
島のナンバーワンビーチである古座間味ビーチが、ミシュラン二つ星になって以来、欧米系の観光客で溢れかえっていた座間味島。
彼らの旅のスタイルに合わせるかのように、夕食を出さない宿が増え、夜の居酒屋は大混雑。もたもたしていると夕食難民になりかねず、人口数百人の離島とは思えないとんでもない状況になっていました。
昨年夏は、意図的に船の便数を減らして観光客を事実上制限していた時期もありましたが、今夏はどうするのでしょうか。
外国人が来なくなり、落ち着いた昔の佇まいに戻ったのか、それとも、もう元には戻れないところまで突き進んでしまったのか、自分の目で確かめたいところです。
番外 与論島
沖縄県ではありませんが、限りなく”沖縄”な鹿児島県与論島。
昨年8月、感染者のクラスターが発生し、観光客の来島自粛を呼びかけることになってしまいました。
離島での大規模感染は、ここが初めてだったこともあり、かなり報道され、良くない意味で有名になってしまい、観光の島としては大ダメージです。
ずいぶん前に一度行ったきりですが、この島には、宮古・八重山に負けない美しい海があります。機会があれば、(機会を作って)この夏もう一度行ってみたいと思っています。
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