2021年4月9日金曜日

御神崎ほか 石垣島の崎枝半島ドライブ




 石垣島の西に突き出た崎枝半島。

 といっても、崎枝半島と聞いてピンとくる人は少ないかも知れません。御神崎(うがんざき)のある所と言えば、何となく分かりますか。多分その程度の知名度です。


 川平湾が近いので、川平湾に直行という人も多いでしょうし、行っても御神崎だけ立ち寄るという人がほとんどだと思いますが、半島一周道路を車で走ってみると、垣間見える海が綺麗だったりして、意外と穴場的なドライブコースなのです。




 うーじ畑の真ん中に立つ鳥居。この先には御獄(うたき)があります。こんな爽やかな場所で神様も気持ちよくお過ごしでしょう。でも、台風の時は、神様も大変かも。




 そして、御神崎。高台から石垣の海を見下ろす景観地です。御神崎は、以前にも当ブログでご紹介したことがあるので、そのときと違う写真を載せておきます。 


 
 御神崎に行く最後の500㍍弱のアプローチは、車がすれ違うのが難しいような道幅で、駐車スペースも数台分しかありませんが、長居する人は少ないので、待っていれば回転は速いようです。

 また、そういう場所ですから、大型バスはやって来ません。





 御神崎から、さらに反時計回りに半島を周ります。

 ここいら辺りが石垣島の最西端。橋から垣間見える海と琉球松。
 松の木は沖縄のイメージにあまり合いませんが、琉球松は、奄美大島以南に自生する固有種で、台風に強いそうです。
 このず~と西には、台湾があるはずです。




 こんなものもあります。市指定の史跡、電信屋(でんしんやー)。
 明治時代に建設された鹿児島県から、沖縄本島、そして台湾まで続いた海底通信ケーブルの石垣島の中継地です。

 余談ですが、この通信網は宮古島を経由していなかったため、久松五勇士の英雄談が生まれました。

 ただ、この場所は凄く行きにくい。一応車で行けるのですが、メイン道路から、未舗装の狭いデコボコ道を200㍍ほど進まなければなりません。





 半島の南側。牧草地が広がります。遠くに微かに見えているのは西表島です。



 そういえば、この辺りで、かつてこんなこともありました。オイオイ。




 沖縄は、海に囲まれている割には、意外とシーサイドドライブができません。台風対策のため、島の外周道路であっても防風林の内側を通っているからです。

 石垣島も同じなのですが、石垣島に関しては、道路のアップダウンが結構あるので、以前ご紹介した東海岸ドライブと共に、走行中、綺麗な海が見える無名のポイントがいくつもあります。

 一周しても10㎞ほどの小さな半島ですが、海を見ながら軽快に走るも良し、車を駐めてノンビリ眺めるのも良し。
 是非、足を伸ばしてみてください。




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