かつて、旅行といえば、団体旅行が主流でした。
時代と共に徐々に個人旅行が増えていくのですが、コロナの影響で、その流れが一気に加速します。
コロナが完全に終息しなくても、一人旅は、リスクの少ない旅の形態です。
とりわけ、「観光地を効率よく廻る」的要素の少ない沖縄の、特に離島は、一人旅に適しています。
そこで今回の記事は、今年の夏こそ沖縄一人旅!のススメです。
当ブログでは、もう8年前になるのですが、「女子沖縄一人旅について」という記事を書きました。
これが思いがけず好評で、単独記事のPV数では未だにこの記事を超えるものがありません。気を良くして、その後続編も書きました。
しかしこれは、たまたま飲み会の席で、女の人から聞かれて答えた内容を記事にしたので、タイトルが「女子」になっていますが、性別を問わず一人旅への関心は強いのではないかと思います。
何故一人旅を勧めるのか。
もっと、気軽に、フットワークよく沖縄に行きましょう!ということです。
旅は大勢でワイワイ行きたい、旅先の居酒屋での宴会が最高、おねーさんの接待を伴う飲食店巡りが実は楽しみ、という人にとっては今は辛い時期ですが、必ずしもそういう人達ばかりではないと思うのです。
一人で飛行機に乗り、一人でホテルに泊まり、一人で食事をするならば、コロナ時代でも胸を張って堂々と旅ができます。
そして、沖縄の美しい、しかも誰もいない海で、マスクを外して思いっきり深呼吸してください。
どうですか、行ってみたくなりませんか?
単にコロナだから、やむを得ず一人旅、というわけではありません。一人旅ならではこその、「思い立ったが吉日」的な、自由で気ままな時間を過ごすことができます。
沖縄に行くには、近場の温泉旅行のように、週末1泊2日というわけにはなかなか行かないと思いますが、一人なら、休みを取るにも同行者と調整する必要はありません。
ホテルの部屋に自分一人というのも気楽です。むしろ、一人旅に慣れてしまうと、グループ旅行の方が面倒になってきます。笑
自分が行きたいところに行き、やりたいことだけをすればいいのです。昨日もあそこの海に行ったけれど、気に入ったから今日も行ってみる、というのもありです。
朝ご飯が遅かったからから昼はコンビニで済まそう、とか、石垣島でマック、宮古島で吉牛、なんて同行者がいたらなかなか言い出し難いですよね。
食事の時間も融通が利きます。
朝早くから頑張ったから、まだ日は高いけれど、ホテルに戻ってシャワーを浴びて、ついでにオリオンビールも浴びちゃおうとか、すべてあなたの自由です。
万が一台風に遭遇し、便を変更したり空席待ちをしなければならないときでも、1席ならば何とかなりやすいものです。
かつて、「女子沖縄一人旅」の記事を書いたときに集めた意見の中には、一人旅をしてみて達成感があった、一人だと必然的に知らない人と話をすることになるので、出会いのきっかけになるというものもありました。
もちろん、一人旅はいいことばかりではありません。不都合なこともあります。
旅行代金が割高である
確かにその通りなのです。ただ、この点は、昔と比べれば格段に改善されています。
航空券+ホテルのツアーでは、一人でも二人でも旅行代金があまり変わらないものも多く出ています。旅行会社も航空会社も、今は一人旅をターゲットにせざるを得ないのでしょう。
リゾートホテルに一人で泊まると高いでしょう。レンタカー、タクシーを割り勘にできないということもあります。しかし、多少の制約に目をつぶれば、一人旅のコスト増は誤差の範囲で済むかも知れません。
一人じゃ寂しい
これは、まあ主観の問題ですから、そう言われてしまうとハイそうですかと言わざるを得ません。一人で食事をするのがどうも苦手という声も少なくありません。
ただ、寂しさと気楽さは表裏の関係ですから、一人旅未経験の人は、一度トライしてみてはいかがですか。
旅先で寂しかったとしても、一生後悔するほどではないですよ。
旅の感動を人と共有したい
これは、旅の原点みたいなものですよね。
でも、今はSNSがあるから、感動の光景や、爆笑のハプニングがあれば、写真に撮ってどんどん発信するのは楽しいと思います。
自分は車の運転免許を持っていない
宮古島に関しては、免許がないと行動がかなり制約されますが、石垣島はある程度路線バス観光ができるし、八重山の離島は、西表島を除き、徒歩、自転車移動が中心なので、できる範囲で楽しんでみてください。
計画を立てるのが面倒で
旅好きなのに、一人旅はしない人に聞くと、意外にも計画を立てたり予約を取ったりするのが面倒だから、という人が少なからずいるので驚かされます。
自分はそれが楽しいのですが。まあ、そこまで言うならば、敢えて旅に出る必要もないかも知れません。
ラブラブの彼氏彼女と一緒じゃなきゃヤダ
もう勝手にしてください。笑
一人旅をする人は、以前と比べれば増えているのでしょうが、まだまだ少数派のようです。
そんなこともあってか、若い女の人が沖縄に一人旅に行こうとすると、何かを期待しているのだろうといじられる、といった話もありました。
期待しようがしまいが余計なお世話。「どうせならゆっくり旅がしたいねえ」なんて言いいながら腰が重い奴らは放って置いて、どんどん一人で沖縄に旅に出かけてください。
※ 女子沖縄一人旅の記事はこちら。
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