コロナ以前から来島者は多くなく、船も減便傾向だった黒島。八重山諸島の中でも地味路線をひた走り、その分、コアなファンが足繁く通う島、といった感じです。
それでも、仲本海岸、伊古桟橋には、日帰り客も含めて、シーズン中にはそこそこそれなりの人はやって来ます。
当ブログとしては、西の浜や黒島港周辺の美しい海も押しです。
そんな黒島ですが、今回は、穴場というよりも、もはや何でそんな所まで行くの?と言われかねない、超絶地味な、トリビアチックなビーチのご紹介です。
まずは、黒島灯台横。
無理矢理こじつけたとしか思えない、「恋愛成就のランドマーク」の黒島灯台。そのおかげかどうかは分かりませんが、灯台までは、少しの人が訪れます。
草木に囲まれた灯台の奥には海が広がっていますが、敢えてそこまで行く人は、クロシママニアのみ。
去年、一帯の草が刈られアクセスしやすくなりました。タコノキトンネルがいい感じ。
ここでカメを見ることができました。これは、去年の7月に撮ったもの。いつもいるわけではないようで、そこが難しいところ。
宮里海岸
結構広い砂浜があるのですが、西の浜ほど海が綺麗なわけではなく、仲本海岸のようにシュノーケリングポイントが近いわけでもありません。
ただここは、西向きのビーチで、近くに民宿やビジターセンターなどがあるため、夕日の沈む時間帯には、ポツポツ人がいます。
それ以外の時間帯は、ただただ静かな海岸です。写真は、早朝の宮里海岸。
保慶海岸
島の西側。地理的には西の浜より西にあります。黒島研究所の更に奥に行く感じです。ここで見るべき物はこの岩。
狛犬岩?それとも黒島だけに牛岩?
キャングチ
ここまでくると、何のために行くのか本当に分からなくなります。
それでもクロシママニアとしては、「キャングチ知ってるよ。崩壊した桟橋がある所でしょ。近くに御獄があるから、狭いけれど駐車場もあるよ。」と言わなければならないのです。
トリビア観光地
人生には全く役に立たないムダな観光。 人はなぜ、ムダだと分かっている場所に行きたがるのでしょうか?
かのSF作家のアイザック・アシモフは、 「人間は無用な場所に行くことで快感を覚えることができる唯一の動物である」、とは言わなかったと思いますが、まあ、それに近いかも知れません。おっと、それは自分だけ?
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