2021年6月26日土曜日

今が旬! 宮古島・石垣島のマンゴー買い処

 

 
 とろ~り甘くて、微かな酸味があって、ねっとりと舌に絡まる食感。旬を迎える、沖縄フルーツの女王マンゴー。

 内地の高級果物店では、目の玉が飛び出るような値段のマンゴーが、沖縄では、目の玉も引っ込む値段で買うことができます。
 しかも、落下ギリギリで収穫された完熟品です。


 しかし、今年はコロナの影響で航空貨物が減便、配送業者もてんやわんやで内地への移出も滞りがち。それなのに、こんなときに限って例年よりも豊作で収穫時期も早めと、女王さま受難の年。
 そんな薄幸な女王さまをあなたの胃袋で救済してください。

 宮古島・石垣島でマンゴーを買えるお店のご紹介です。





農協のファーマーズマーケット(農産物直売所)

 宮古島の「あたらす市場」、石垣島の「ゆらてぃく市場」です。かなり前に当ブログでも紹介したことがありますが、どちらも健在です。

 これとほぼ似た形態ですが、宮古島には、個人経営の「ワイドー市場」という所もあります。


 箱入りの贈答用から、見かけ今イチの家庭用、訳ありお買い得品まで揃い、持ち帰りだけでなく発送も可能です。
 
 値段は、総じて他よりも安いといわれていますが、生産者が自ら値段を付けて商品を持ち込む方式なので、大きさも見た目も値段も、包装までもバラバラ。
 少しでも良い品を少しでも安くとなると、買う側の審美眼ならぬ審マンゴー眼が試されます。笑

 台風の直前、直後には超お買い得品が並ぶこともあります。





宮古島の「島の駅みやこ」

 宮古島で一番いいマンゴーはここに集まると言われており、贈答用の最高級品から訳あり品まで、品揃えは豊富です。シーズン中は「マンゴー共和国」を名乗る、質量共マンゴー充実の店です。

 また、出始め直後から、もうどこを探してもないというシーズン終了間際まで、長い間マンゴーが買えるのもここの特徴です。

 名前は道の駅っぽいですが、民間企業の経営する土産物屋です。
 

 一般的には、「島の駅」は物は揃うけれど値段は高い、という評判ですが、高級品もありますが探せばお買い得品もあり、また、配送料も、特別契約なのか、クロいネコに普通に頼むより安いこともあるので、一概に高いとも言い切れません。

 他の土産物もここで買えるので、そういう意味でも便利です。 


 ただ、コロナ以前は、団体さんがバスで乗り付け、買い物かご一杯に買い物をするといった阿鼻叫喚な光景を目の前にして、茫然自失ということもありました。
 正直、長時間並んででもお勧め、というほどではありません。





石垣島のユーグレナモール

 石垣市公設市場を中心として、土産物店や地元個人商店が並ぶアーケード街です。

 色々な店が雑多にあって、その中にある土産物店の一部で、マンゴーやパインなども扱っています。
 店の数も多く、値段も品揃えもバラバラですが、マンゴーを探しがてらブラブラ歩いてみるのも楽しいと思います。

 ただ、駐車場がないこともあり、マンゴーだけが目的の人は、「ゆらてぃく市場」の方が効率的です。




石垣島の離島ターミナル売店

 石垣港の離島ターミナルには、南北の端に売店が何軒かあり、飲料、弁当、菓子類など共に、シーズン中はマンゴーやパインがしれ~と並びます。

 最高級品ではなく、いわゆる家庭用クラスの品が、リーズナブルな値段で買えるといった感じです。

 船に乗る人にとってはとても便利なのですが、農産物販売には力が入っていないのか、シーズン中でも必ず物があるとは限らないのが難点です。
 また、発送を受け付けるケースもあるかも知れませんが、基本的には持ち帰り専用だと思ってください。

 なお、石垣島に関しては、離島ターミナル・ユーグレナモールは徒歩圏内なので、時間があれば両方見比べるといいかも知れません。
 「ゆらてぃく市場」は、少し離れますが、普通は歩いて行く距離です。

 



地元のスーパー・宮古島のAコープ

 マンゴーなんてさして珍しくないという島の人向けに、最盛期のみ店頭に並びます。見た目は今イチ、味は準最高級みたいな品がお買い得価格で売られます。

 大抵は、1㎏(2~3個)が無造作にネットや袋に入った状態で売られるので、お土産として持ち帰るためには、自分でエアパッキン(あのプチプチです)や、フルーツキャップを用意する必要があります。

 Aコープとは、簡単に言えば、農協の経営するスーパーで、石垣島にはこの形態の店はありません。





マンゴー農家の直売所

 宮古島や石垣島をドライブ中、「マンゴー直売 ○○農園」みたいな看板を見かけることがあると思います。

 こういう、マンゴー農家の直売所はハイリスクハイリターンなので、必ず、地元の人に聞いてから利用することをお勧めします。

 同じマンゴーでも、農家により作柄が異なります。年によっても違います。
 また、大抵は、㎏いくらの販売で、贈答用か家庭用かB級品かを選んだら、後はお任せみたいな感じになるので、自分で見て選んだり比較することができません。

 その一方、中間マージンがないため値段は安く、しかも、1㎏注文して2~3個を秤に乗せたら990㌘だったら「じゃあもう1個あげる」とか、秤から落ちちゃったので「これもサービス」、みたいな豪快な売り方をすることも多く、お得感は満載です。

 なので、地元の人から「あそこのは美味しい」「良心的」といった情報が得られれば、安心して買いに行くことができると思います。
 

 なお、令和の時代としてはコンプライアンス的に問題がありそうですが、お客さんが若い女性だと、さらにおまけのマンゴーが増えるといった、昭和なおじさんが居るのもこういった店の特徴です。




 
空港売店は・・・

 便利ではありますが、いいお値段ですから、よほど時間がない場合でなければ・・・
 特に那覇空港の売店では、既に半分ぐらい目の玉が飛び出てることも。

 ただごく希に、売れ残り品が、発送不可という条件で格安で販売されていることがあります。
 マンゴーは追熟するので、「残り物には福がある」かも知れません。



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