2022年6月21日火曜日

アートがネイチャーな西表島月が浜




 西表島、そして八重山を代表するビーチの一つ、月が浜。島での呼び名はトゥドゥマリ浜です。

 ここは、沖縄でよく見る白砂の砂浜とは少し雰囲気が違います。沖縄最大の河川浦内川から運ばれた、木目の細かい砂が堆積した、広くて静かなビーチです。





 月が浜は、目に前にホテルがあり、宿の多い住吉集落にも近いのですが、訪れる人は多くありません。

 珊瑚がないので、シュノーケリングに適さないというのがその理由ですが、木目の細かい砂が厚く堆積し、アートのような美しい砂模様が、大自然=ネイチャーなビーチにできる、オンリーワンの砂浜なのです。


 まずは、この写真。砂の細かさが、何となく伝わるでしょうか。



 海から葉っぱが流され着くこともあります。浦内川のマングローブでしょうか。不思議なのは、こうした葉っぱが流されるのは、広い砂浜の決まった場所だけなのです。




 水溜まりに雲が映ります。真っ平らに見える砂浜でも、ホンの僅かの高低差ができるようです。




 砂浜に不思議な模様ができています。まるで粘土のようですが、ただの砂です。本当に細かい砂。




 こちらは、波の造形ではなく、カニの砂団子。カニが巣穴を掘るとき、綺麗に丸めて外に捨てます。



 砂浜に同化しているカニ。小さい割に、高速で移動します。足がいっぱいあるから?




 真西に海を臨む海岸は、夕日の名所でもあります。




 この轍は、ヤドカリの通った跡です。





 コテで整形したような整った部分と、隣り合わせで枯山水のような縞模様。波と風の力だけでこうなりました。

 もったいなくて、この上を歩くことができません。一体どのような力加減でこんなアートができるのでしょうか。




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