というくだらない話はともかく、黒島のアサビシバナです。
アサビシバナ(遊び岩)とは、元々この岩の名前だそうです。かつて、島の若者達がこの岩の上で遊んだとか、悲恋の物語があるとか言われています。
昭和47年8月30日に竹富町の天然記念物に指定された由緒ある場所です。そしてその先にはとても美しいビーチが隠されていました。
ここが、アサビシバナのビーチです。広くはないですが。その美しさは、オール沖縄の中でもトップクラスでしょう。
入り口が入り口ですから、秘境感も漂います。でも、黒島港から徒歩3分の立地です。
多分、大昔は長く続くビーチの一部だったと思われますが、黒島港や給水施設を守るための防波堤が整備され、その結果、岩穴をくぐらないと行けないこの場所が取り残されたのではないでしょうか。
おかげで、手付かずの美しい浜が残されました。
島の人はよく知っている場所で、黒島研究所のウミガメ放流ショーが行われる場所でもあります。
いや、人がいるといってもホンの2~3人なのですが、でも、観光客がいるなんて驚きです。一体何処で調べて来たのでしょうか。
(「当ブログの過去記事で見ました」、なんて言ってくれたら、オリオンビール1ダースを贈呈しちゃうかも。笑)
帰りは、反対にこの岩の中をくぐって行かないと娑婆に戻れません。
穴場といっても、黒島自体が穴場みたいな島で、船も、安栄観光・八重山観光フェリー共各3往復まで減便されていますが、それにでも、便によってはガラガラです。
穴場じゃない場所に行っても、人は僅かです。シュノーケリングポイントとして有名な仲本海岸も、近年は、泳いでいる人は僅かです。
嫌みを言う訳ではないですが、1泊 ン万円もするゴージャスなホテルのプライベートプールで遊ぶのも楽しいだろうはと思うのですが、この場所いるときのような、体の芯から涌き出てくる「はぁぁぁ~ ここいいじゃん!」感は味わえるのでしょうか。
癒やしとか安らぎなどという言葉では言い表しようのない、まさにプライスレスなひとときです。
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