2013年3月13日水曜日

島旅ガイド(第1回) 伊良部島




 日頃、宮古・八重山に行った行ったと吹聴しているものだから、「じゃあ、何処の島が一番いいのか。」とよく聞かれます。しかし、これに対する答えはヒジョーに難しい。

 何処の島もそれぞれいいのですよ。
 宮古島に行けば「宮古は最高だなぁ」と思うし、竹富島に行けば「やっぱ竹富だよなぁ~」なんて思っちゃうし。

 つまり、「どの島も優劣付け難い。」というのが自分としての回答なのですが、それではなかなか納得していただけないので、それならば各島ごとに「旅行先」としてのポイント、特徴、感じたことなどを書きますから、順番は付けられませんが参考にしていただいて、最終的にはご自身で確かめてください、ということになりました。

 そこで島旅ガイド(当ブログ流)。記念すべき第1回は伊良部島です。
 なあ~んていっても、伊良部を最初に選んだ理由は特にないのですが。



 宮古島から伊良部島へは、今のところ船で渡るしかありません。ただいま建設中の伊良部大橋が、来年(平成26年)には開通予定です。
 この橋が出来ると、無料で通行できる橋としては、日本一の長さになります。
 参考までに、有料道路を含めると、日本一は東京湾アクアラインです。



 
伊良部島といえば、ここ。渡口の浜。冒頭の写真も、ここです。 

 海がきれいな宮古島のお隣とあって、こちらもとてもきれい。
 珊瑚はあまりないのでシュノーケリングには今イチですが、結構広い白砂のビーチに、オンシーズンでも人がパラパラ。プライベートビーチ感満喫の贅沢な空間です。
 トイレ、シャワー(確かコイン式)と、近くに食堂・売店があります。


 佐和田の浜です。日本の渚100選の一つ。
 ごろごろ転がっている大きな岩は、明和の大津波で運ばれて来たと言われています。
 きれいなのですが、それは満潮時のみ。干潮時は干上がってしまいお世辞にも美しい光景とは言いがたい眺めになってしまいます。泳いでいる人はほとんど見かけません。



 サバ沖井戸近くの海岸。ここいら辺が伊良部島でのシュノーケリングの穴場のようです。宮古島からの船が到着する佐良浜港の割と近くですが、一旦かなりの高さまで登ります。駐車場がありますから、今度はそこから階段を結構下ります。
 あまり有名ではないですが、知っている人も居て、ポツポツと泳いでいます。

南東側、牧山展望台からの眺め。

 伊良部島は、宮古島に近い東側に港(佐良浜港)がありますが、そこから急に上り坂になっていて、高台から海を眺める感じになります。
 そして西側に行くに従って徐々に低地になり、島の最も西側に、先ほど紹介した渡口の浜(南西側)、佐和田の浜(北西側)があります。
 この島は、よほどの健脚でない限り、車がないと移動は不便です。
 宮古島からフェリーで車ごと移動するのが一般的ですが、伊良部島内にもタクシーとレンタカー屋があります。


 島の西側に下地島があります。
 伊良部島と下地島は海を隔てた別の島ですが、もの凄く近い。
 間にあるのはさしずめ「海峡」ということになるのですが、川にしか見えません。短い橋が何本か架かっています。
 この写真の左側が伊良部島、右側が下地島です。
 
 伊良部島の観光は、だいたい下地島とセットになるのですが、下地島については、また改めて。

 伊良部島は、人口約6千人。案外大きな島です。八重山では、石垣島を除きこれだけの人口がある島はありません。西表島で約2300人です。
 また、コンビニのある島としては、沖縄最小です。
 
 伊良部島のファミリーマート。「この先最後のファミマです」と書いてありますが、これが最初のファミマでもあるんですけど。
 このほか、昔ながらの島の売店、食堂が数軒、そして宿泊施設も民宿から超豪勢なコンドミ風ホテルまであります。
 宮古島のすぐお隣にありながら、なんとなくノンビリした島で、そこが魅力でもあるのですが、橋が開通したら、どっと人が押し寄せて雰囲気も変わっちゃうんでしょうね。


と、ここまで書いてきたわけですが、結構長くなっちゃいました。ほかの島についてもこんな調子で書いて行ったらいつ終わるか分からないですね。でも、書き始めると書きたいことは沢山出てきてしまいます。宮古島とか、石垣島はとても1回じゃ書き切れなさそうだし。
 まあ、今後どうなるか分かりませんが、島旅ガイドの第1回目でした。少しでも参考になれば幸いです。

2013年3月8日金曜日

波照間島 日本最南端のヤギ

 波照間島の「日本最南端之碑」。
 日本の最南端は、沖ノ鳥島なのですが、岩礁だけの島なので、人の住む島としては波照間島が日本で最も南なのです。
 そして、島の南側の海岸にこの碑が建っています。


 そのすぐそばにある「日本最南端平和の碑」。

 てっぺんに鳥が止まっていますなぁ。



 その、日本最南端に向かってヤギが歩いて行きます。
 沖ノ鳥島には、当然ヤギも居ないでしょうから、この瞬間、「日本最南端のヤギ」!?


 背景には碑の前で自写撮りをしている人。ここは、記念撮影のメッカです。
 関係なく草を食べるヤギ。



 お兄さんの後を追うようにさらに南へ向かう・・・

 波照間島の南側、最南端の碑に近い高那崎の海です。
 あまり沖縄らしくはない断崖絶壁と濃い青い海。南風が吹くことの多い夏場は、波も高いことが多いのです。



 対してこちらは北側。沖縄らしい、コーラルブルーの繊細な色をした海です。
 遠くに見える陸地は西表島です。
 高那崎とは反対に、冬場は北風が吹くことが多いので、この穏やかに見える海も荒れ気味。船の欠航も多くなります。
 天気が穏やかな時は天国ですが、実際この島で生活するのは、本当に大変なことだと思います。

 

2013年3月4日月曜日

小浜島のリゾートハウス

 沖縄の小さな離島のそのまたギリギリの端っこ。

  

  夕方です。今日も一日暑かった。シャワーを浴びたら、さあビールタイムです。目の前の海を眺めながら。


 ここは、小浜島の最も西にある細崎(くばざき)というところ。その細崎の集落のさらに一番奥に、5部屋しかない小さな宿があります。
 小浜島には、リゾートホテルが二つもありますが、そことはまた異次元の世界。
 ホテルでも民宿でもない、ペンションともちょっと違う。
 「ゲストハウス」を名乗りますが、安宿でもありません。
 これぞまさに、「リゾートハウス」。



 夕食です。屋根だけのオープンなスペースが食堂です。
 ここで、島の風に吹かれながら夕食をいただきます。風が抜けるので冷房なしでも快適です。
 地元の食材を使いつつ、いわゆる沖縄料理とはちょっと違う手の込んだ料理が出されます。
 

 沖縄の夏は日が長い。宴は続きます。

 ようやく日が西に傾き・・・ 

 そして夜。満点の星空です。


 朝になりました。


 朝食はこんな感じ。和食と洋食が日替わりで出されます。

 遊びに出掛ける人。

 昼寝をする人・・・ではなく、ネコ。
 今年20歳のマリンちゃん。
 ネコですから20歳はおばぁ。沖縄じゃネコも長生きするんですかね。


 どうですか。行ってみたくなりませんか。

 ただ、本当に島の外れにあるため、遊びのオプションはあまりありません。
 港までの送り迎えはしてくれますが、それ以外にはあらかじめレンタカーを借りておくなどしないと移動の手段はありません。後は、自分の足で歩くか自転車を漕ぐか。

 ですから、何をするか、何もしないか、あらかじめ考えておかなければなりません。
 ちなみに、目の前の海でも泳げますが、実際に泳いでいる人は滅多に見かけません。
 
 それだけに、ノンビリ時間を過ごすには最高だと思います。なので、勝手に「リゾートハウス」と呼んでみました。

 オーナーは女性、ヘルパーさんも女性、3匹の飼い猫も全部女性だそうです。
 きめ細やかなサービスがある反面、時間に関してなど若干のルールもあります。

 人によって好き嫌いがありそうなので、誰にでも勧められるというわけにもいきません。
 天候の影響も、普通の宿よりいい方にも悪い方にも増幅して現れます。

 しかし、泊まってみたら自分の好みにビタッとはまり、天候にも恵まれたら、その人は、「日本中何処を探してもこれ以上の宿はない!」と思うのではないか、それほど素敵で個性派の宿なのです。