2014年6月11日水曜日

早朝の東洋一のビーチ 宮古島前浜


 東洋一と言われる美しいビーチ。「ザ・宮古島」とも言うべき、与那覇前浜です。

 前浜については、何度もこのブログで取り上げてきました。

 http://miyakoyaeyama.blogspot.jp/2012/08/blog-post_1045.html

 

 今回は、いつも見慣れたコーラルブルーの前浜ではなく、日がようやく上り始めた時刻に撮った、まだ微妙な色合いの前浜の写真をご覧ください。




 ところで、前浜は南西方向に海を臨むので、海に向かって夕日が沈みます。


 となると朝日は、海に向かって背中の方から昇るので、この浜で日の出や朝焼けを見ることは出来ません。日の出後、30分くらい経った頃から、まだ弱い太陽の光が海や砂浜に届き始めます。

 
 この時間の海や砂浜は、とても微妙な中間色をしていて、見た目のとおり写真に撮るのは案外難しいものです。それを再現するに当たっても、webページだとご覧になる機種のディスプレイによって感じが違ってきてしまうかも知れません。本当は紙プリントでご覧に入れたいところですが・・・



 この自転車の轍みたいな跡は何だと思います?
 これ、実はヤドカリの歩いた後なんです。

 この小さなボツボツは、カニの巣穴です。

   朝早くの浜にはこんなのが沢山残っています。早朝は、弱いながらも太陽光線がほぼ真横から当たりますので、影も出来やすくなります。


 日中は殺人光線!なんて思えてくる夏の沖縄の太陽ですが、この時間帯はとても心地よい日の光です。早朝から海岸を散歩している人もチラホラいます。中には、早くも水着に着替えて水遊びしている人も。



 日の出からは大夫時間が経っていますが、光線の色はまだ赤が強く残っていて、海の色も手前のモンパノキも昼間とは違う色に見えます。



 最後に、これも前浜です。
 前浜と一口に言ってもとても広いのです。普通、人が遊んでいるのは、前浜港から東Qホテル前面までで、この間も相当長いのですが、さらに奥まで続いています。ホテルより西側は、ほとんど人が来ません。下の写真の右奥の方に見えているのは、伊良部島です。
 ここいら一帯は、干潮で無風だと、まるで池か湖みたいに穏やかで、水面に雲を映します。


 前浜と言えば、夏の太陽に照らされた美しい海・ビーチリゾートというイメージだと思いますが、意外な一面を見せてくれることもあります。
 ここのビーチはまだ奥が深い。
 

2014年6月7日土曜日

小浜島で撮ったトンボ


 2年前の夏、小浜島で撮ったトンボ。

 



 あまり沖縄らしくないし、写真のバラエティも少ないし、ストーリーもないので、当ブログ的にはいわゆるお蔵入り写真だったのですが。

 沖縄の写真をまとめて保存してあるファイルで、別の写真を探していたら見つけて思い出しました。写真自体は気に入っているので、やはり見ていただくことにしました。


 小浜島の西側のアカヤ湾という所です。トンボが止まっているのは、マングローブの若木なのですが、沖縄らしさをアピールするほどではありませんでした。
 このときは干潮時間帯で、かなり干上がっていました。天気は晴れだったのですが、雲の多い微妙な空模様でした。




 こちらは、シュガーロード。あの「ちゅらさん」のえりぃが自転車で通った道です。


 トンボのほか、人と山羊も居ました。

 トンボを撮っていて発見したのですが、トンボは、カメラを構えて近づくと飛んでいってしまうのですが、また戻って来て同じ場所に止まるのです。
 だから、粘っていれば、何回でもシャッターチャンスが訪れます。

 いい奴だあ~。
 ちょっと近づくとすぐに何処かに飛び去っていく鷺やそのほかの鳥達に、爪に垢を煎じて飲ませてやりたい。


 今回は、いつもとちょっと違った感じでフォトギャラリー的なブログをご覧いただきました。


 (て、手抜きではありませんぞ・・・ ^^;)

2014年6月3日火曜日

沖縄随一の「砂」浜 西表島月ヶ浜


 西表島の月ヶ浜。月ヶ浜というのは内地から人が後から付けた名前だそうで、地元では「トゥドゥマリ浜」といいます。
 島の西部(北側)にある広いビーチですが、ここの特徴は、なんといっても砂が細かいこと。
 

 沖縄の海岸のほとんどは、珊瑚のかけらで出来た白い砂に覆われていますが、ここは西表島の大河、浦内川から運ばれた砂が堆積しています。その砂が、もの凄く細かい。素足で歩くととても気持ちがよいのです。


 月ヶ浜=トゥドゥマリ浜は聖地。若夏(5~6月)頃には、神が集い遊ぶ神楽処であり、月夜に若者(=男女)がこの浜で遊んだり、秘かに連れ立って散歩することが禁じられていたそうです。

 「トゥドゥマリ」の地名は諸説ありますが、「とどまる」が由来であるとする説が有力です。
 西表島の神様によって大和から宇那利崎(浜の北側)へ招聘された女の神様が、同性の女を嫌うため、女が寄ってくると天気が悪くなり船を出せないので、女達はこの浜に「とどまる」ところから名付けられたという伝説です。

 ピンとこないかも知れませんが、今でこそ西表島は立派な道路があり、路線バスも走っていますが、ちょっと前までは、集落から集落への人や物の移動はすべて船で行われていました。

 神様が最初に降りてきたのは、沖合に浮かぶこの小さな島だとか。



 そして、この浜のもう一つの特徴は、西側に面しているので、夕日の名所だと言うこと。島の西半分は未開拓で道路がないため、この島で夕日が見られる海岸は、ここを除いてほとんどありません。



 こちらは、ビーチの南の端。浦内川河口付近。海の色が違います。
 浦内川から、大量の砂や淡水が運ばれてくるため、珊瑚は全く育ちません。そのため、これだけ広いビーチでありながら、夕日を見に来る以外、人は余りやって来ません。
 何とも贅沢な。




 最後に、最近の月ヶ浜の話題として避けて通れないリゾートホテルの話をしておきます。

 ちょうど10年前に、西表島としては初めての、客室数140室の大型リゾートホテルが、月ヶ浜の目の前に建設されました。
 島の内外の500人を超える原告団が、工事差し止め等を求め提訴しましたが、現行制度上、この場所での開発を阻止する法的根拠はなく、敗訴しました。

 
 リゾートホテルが出来たことによって、民宿やペンションに泊まるのはちょっと・・・という観光客層にとって、西表島の敷居が低くなったことは間違いありません。
 また、このホテルが島の経済に大きく貢献していることも事実です。

 開発と自然保護の調整は、解決困難な永遠のテーマですが、例えば西表島の外周道路はこの島の自然にもの凄く大きな負荷をかけて建設されたのは間違いないことで、道路はいいが、ホテルはダメだというのであれば、説得力はないでしょう。

 一方、当初の強引とも思える建設計画や、このホテル建設が、総客室数1200室という、沖縄本島にもない巨大リゾートホテル構想の第一期工事であったことに対する不安と不満があったこともまた事実です。


 2012年に竹富島にオープンしたリゾートホテルも、当初は反対の声が大きかったのですが、ホテル側が地元と十分に協議し、様々ないきさつもあって、既に地元に受け入れられる存在となっています。
 そして、皮肉なことに、西表島のリゾートホテルも、2011年から竹富島リゾートと同じ業者に運営が委託されています。