2022年6月10日金曜日

沖縄の梅雨明けはまだ? 5月の雨量は例年の3倍

 

 5月28日、宮古島市平良で、時間雨量120ミリ、下地島空港でも113ミリという猛烈な大雨が降りました。
 
 宮古島地方気象台によると、同日、市内の荷川取と西仲宗根付近で突風が発生、
 市消防本部によると、突風でトレーラーハウス2棟がそれぞれ全、半壊したほか、ゴルフ練習場のネットを支える柱が倒壊しました。


 4月27日には、与那国空港で時間雨量110ミリの大雨が降り、
 6月3日には、本島の北は国頭村から南は糸満市まで、大雨による浸水・冠水、土砂の流出、護岸の崩落などの被害に見舞われています。


 5月28日の大雨のとき気象庁は、記録的短時間大雨情報を発表しています。

 記録的短時間大雨情報とは、その地域の歴代1位または2位の1時間当たりの雨量を参考に決められるのだそうです。



 まだ、梅雨が明けない沖縄。一体今年はどうなっちゃってるの? 




 いつになく大雨が続く沖縄。

 沖縄地方気象台令和4年6月3日付け報道発表によれば、沖縄の5月の月間雨量は、平年の3倍(303%)、統計を取り始めた1946年以来最高だそうです。

 歴代2位は、1966年の平年比207%、3位は、1956年の205%なので、今年は、いかに突出して雨量が多いかが分かります。


 これと反比例して、5月の日照時間は、平年の49%止まり。これまた新記録更新。マンゴーは大丈夫?



 5月の雨量が平年比で3倍を超えた観測点は、

 鏡原(那覇市)  平年比377%
 下地島空港       355%
 仲筋(多良間村)    335%
 城辺(宮古島市)    311%


 逆に少ない方(平年の2倍以下)は、

 宮城島(うるま市)   155%
 石垣空港        160%
 伊是名島        168%
 伊原間(石垣市)    174%
 読谷村         179%

 となっています。


 最大雨量となった鏡原(那覇市)と最小だった宮城島は、直線距離で50㎞ないはず。石垣島と宮古島でもかなり雨量に差があったようです。

 こうして見ると、狭い地域に集中して雨が降ったと想像できます。台風の時とは違った降り方なのでしょう。





 大雨って言ったって、梅雨なんだから当たり前だろ、と思われるかも知れませんが、そもそも沖縄の梅雨は、そんなに雨が降るわけではありません。

 ザッと降ってすぐに晴れるみたいな、陽性の気候です。こんなに、ドシャドシャ降り続くことは滅多にありません。


 沖縄の平年の梅雨明けは6月21日ですが、これは、沖縄地方全体として発表されるためで、本島より南西にある宮古・八重山辺りでは、6月ともなると、もう夏?みたいな日が増えてきます。

 例年なら今頃は、夏至南風(カーチベー)と呼ばれる南風が吹き荒れて、連日蒸し暑く、オリオンビールが旨い・・・まあ、それはどうでもいいのですが。



 毎年旧暦5月4日は、各島の漁港で、海神祭・ハーリーが行われます。昔から、ハーリーが終わると、夏がやって来ると言われてきました。

 今年の旧暦5月4日は、6月2日に当たりますが、言い伝えを無視するかのように大雨が降り続いています。

 漁師町の糸満市は、ハーリーが特に盛んですが、翌日の豪雨には驚いたことでしょう。





 こうなった原因について、気象庁は、

 上空を流れる偏西風(亜熱帯ジェット気流)の蛇行が明瞭で、特に平年の位置に比べて中国東部で南に蛇行する状態が持続したことにより、沖縄地方では梅雨前線が停滞した。

 太平洋高気圧が日本の南海上で平年よりも強く、沖縄地方にはその縁辺を まわる下層の湿った空気が多く流れ込み、梅雨前線の活動が強化された。 

と説明しています。

 ハァ~そうですか。としか言いようがありませんが、ま、そういうことだそうです。


 しかも、今これだけ降っても、夏に降らなければ今度は水不足になります。何とかうまいこといかないものでしょうか。



(気象庁HPより)


 例年以上に梅雨明けが待ち遠しい沖縄ですが、当てにならない週間天気予報によれば、八重山地方、宮古島地方には、13日から晴れのマークがチラホラ。

 この辺りを転機として、太平洋高気圧さんと、オホーツク高気圧さんには、ほどほどのところで手を打っていただいて、いつもの天気に戻してほしいものです。




 冬来たりなば春遠からじ 梅雨来たりなば夏遠からじ





 気象台の報道発表資料こちら


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2022年6月7日火曜日

誰もいない海 粟国島の長浜(ウーグ浜)

 


 誰も人が居ない海。

 小一時間ほどいたのに、見通しはいいのに、天気もいいのに、4月とは言えGW前の日曜日だったのに。

 その間、人っ子一人、人影さえも見えず。特大プライベートビーチだったのは、粟国島の長浜(ウーグ浜)です。




 長浜は、島の東海岸です。Googleマップでみても白砂のビーチにコーラルブルーの海といった感じが伝わってきます。



 粟国島は、外周約12.8㎞、面積約7.6㎢。八重山諸島でいえば、小浜島くらいの小さな島です。
 人口は約900人ですが、周辺に島がなく1島1村です。

 長浜は、約1㎞。島の外周の1割弱が一つの浜ということになります。

 

 この辺りが、長浜の南端。ロングビーチのエントランスみたいな場所です。




 この先に、長い長い浜が続きます。白砂のビーチがホンの少し黒っぽいのは、例の軽石のせいです。



 沖合に何も見えません。いわゆる外海ですが、波が穏やかなのは、珊瑚のリーフに囲まれているからでしょう。
 これぞ、ザ・沖縄の海、という感じです。




 この海には、珊瑚もあるらしい。

 是非共、泳いで行って見てみたいのですが、何しろ人が居ないので、ここを知っている人と一緒でなければ、ちょっと怖くて海に入れません。




 以前の記事でちょっと書きましたが、とにかく一度足を踏み入れてみたくて、滞在時間僅か2時間強という強行軍でやって来た粟国島。

 この浜を見ただけでも、弾丸旅行をした甲斐があるというものです。





 きちんと手入れがされていると思われるビーチ。クラゲ避けネットまであって、ついさっきまで誰か泳いでいたような気にさえなります。
 

 こんなにも人が居ないのは、たまたま偶然だったのでしょうか。
 もし、「いつもこんなもんだよ。」と誰か言ってくれたら、毎年通いたくなるかも。





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2022年6月2日木曜日

見えなきゃ意味がない! 来間島の絶景遊歩道

 


 宮古島から来間大橋を渡り、来間島に到着するとすぐの場所に、農村公園があります。

 そこから、それは綺麗な宮古の海と、来間大橋の全景を眺めることができます。




 そして、ここを起点に竜宮城展望台近くまで、海側の断崖に沿うように、長さ1㎞弱ほどの遊歩道が続いています。

 眼下には来間島ネコの舌ビーチ、対岸には東洋一の宮古島前浜といった、宮古でもトップクラスのそれは美しい海を見下ろす絶景ビューロード・・・の割には、ネットでもガイド本でも、スルーされまくっているのは何故?



 草木が生い茂って、何も見えん!



 これじゃ意味ないじゃん。なんともったいない!



 とずっと思っていたのですが、一昨年辺りから、ごく一部ですが、草木の伐採が行われて、幻?の海が部分的に見えるようになっていました。

 そんな、遊歩道からチラ見できた眺めです。




 遊歩道の途中の休憩所(のはず)の、松の木展望台という所です。
 このなんか重そうな屋根は、松の木を模して造ったらしく、まあ四阿です。

 ここは、遊歩道を歩かなくても、集落内の道路からもアクセスできます。

 ただ、駐車場はありません。近くに御獄がありますが、そこの前には車を駐めないようにお願いします。




 ここで道が分かれます。左側は遊歩道、右は海まで降りられる石段の道です。



 石段を降りると、ネコの舌ビーチに直行できるのですが、坂がきつく足下も悪い上、展望台へもビーチへも、車でアクセスした方が楽なので、何のためにこれはあるのだろうと思ったのですが。



 石段の途中で、一箇所だけ、視界が開けている場所がありました。

 ネコの舌ビーチを見下ろす絶景です。今のところ、ここが遊歩道中ナンバーワンのビューポイントだと思います。




 遊歩道の現状は、景色が見えないだけでなく、木が茂ったり倒れたりで、通行困難な場所もあり、全線踏破は難しいと思います。

 気を付けないと、蜘蛛の巣だらけな場所も。
 

 竜宮城展望台近くの入り口です。本来ならば、正面に青い海が小さく臨めて、思わず歩きだしたくなる道のはずなのですが。 




 造るときは、国の補助事業で一気に造るけれど、その後は維持管理費が捻出できず放置されるのは、沖縄の公共事業あるあるです。

 敢えて言いませんが、宮古島でもそんな場所をいくつも見かけます。


 ですが、ここは草木を伐採し、歩道を一部修復する程度で、そこそこ復活しそうな感じがします。

 そんなに金をかけなくても、インギャーマリンガーデンや東平安名崎に匹敵する観光名所となりそうな予感がするので、是非共真剣に考えていただきたいのですが。





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