2015年7月10日金曜日

日本の最果て 与那国島西崎


 総延長約3,500㎞、約3,700の島から成る日本列島。
 その日本列島の一番西の端の島、与那国島。
 その与那国島にあって、一番西にある場所。その名も「西崎」。


 西崎と書いて「いりざき」と読みます。
 
 沖縄の方言では、東が「あがり」、西は「いり」。太陽が上がる、入る、が語源だそうで、とても分かりやすい。ちなみに、与那国島の東端は「東崎(あがりざき)」です。

 この島は、外周28㎞程度の小さな島ですが、東西に細長く、しかも東西とも大地がせり上がって岬になっています。

 日本最西端の西崎は、断崖絶壁で日本列島の終わりを示していました。険しく、しかし、とても美しい海です。

 日本最西端の灯台、西崎灯台。

 ここにあるものは、何でも日本最西端。
 日本最西端の車道を走り、日本最西端の駐車場に車を止めて、日本最西端の遊歩道を歩いた自分は、日本最西端の観光客。



 ナーマ浜です。奥に見えるのが西崎。
 日本最西端の砂浜にして、日本最西端の海水浴場。くどい?失礼しました。
 ここのビーチも綺麗です。今年の3月22日、八重山の海開きが、この浜で行われました。でも、普段はほとんど人は泳いでいません。贅沢な空間です。


 与那国空港の滑走路は、東西方向に設置されているため、風向きによっては、飛行機は一旦島の西側を超える所まで飛んでいき、ターンして空港に着陸します。
 与那国行きの小型機の窓から見えた、西崎付近の断崖。窓越しですが、海の美しさがお分かりと思います。 

 与那国島を100㎞余り西に進めば、そこはもう台湾です。
 晴れた日には、西崎一帯からは、台湾が見えるということですが、そう簡単に見ることは出来ず、年数日程度、今年も見えたのは、まだ1回だけだとか。
 以前は、「ただいま、台湾が見えています。」という島内放送もあったんだそうで、今でもクチコミであっという間に情報が広がるそうです。



 夏至に近い6月27日。
 この場所で、日本で最も遅い時間帯に夕日を見ることができました。
 日没時刻は、19時40分でした。

2 件のコメント:

  1. 先日はお昼のソバ、ご馳走さまでした。ありがとうございました。

    サイト、ブログ、拝見させて頂きました!♪

    人との繋がり、出逢えたことに感謝です♪

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    1. 見ていただいてありがとうございます。
      今回旅行分の写真も、おいおいupしていきます。
      翌日は曇り、昨日は朝雨でした。お二人、凄い晴れ女ですね。

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