伊良部島の穴場を続けて紹介しましたが、人が多過ぎるから空いている穴場に、というわけではないので、今回は、伊良部島観光のド定番・大本命の、渡口の浜の写真をアップします。
とにかくここは、文句なしにきれいなビーチです。
渡口の浜は、伊良部島の南西角にあります。伊良部大橋を渡って、突き当たりを左に曲がります。後は、下地島方面に道なり。
東洋一と言われる、宮古島の前浜に匹敵する美しさです。
前浜ほどは広くないですが、人も少なく、マリンジェットなどの動力系のアトラクションもありません。静かでのんびりしています。
特に、この浜は、干潮時がその真骨頂。砂浜が、沖合までぐ~んと広がります。何処までも続く砂浜に、淡い海の色の取り合わせは、ほかではなかなか見ることが出来ません。
ウユニ塩湖風。砂がもの凄く細かいので、波が引いた後も、水がすぐに砂に染みこみません。なので、砂浜が鏡面になるのです。
約800㍍の弓なりの砂浜で、両端に駐車場と、食堂を兼ねたショップやトイレなどがあります。
今年の8月、子供を含む死亡事故があり、何故かNHKの全国ニュースで、詳細に報じられました。その時は、台風直後で大波が押し寄せていました。
元々、沖縄のビーチは、珊瑚のリーフに囲まれているため、内地の海水浴場に比べ波は穏やかです。そのため、多少波が高くても、内地の感覚では「この程度なら大丈夫」と思いがちですが、普段波の静かな場所で波が立つということは、相当強い風が吹いているということなので、海の中は、見た目以上に荒れています。
事故の原因は、子供がライフジャケットを外して泳いだ、ということになっているようですが、そもそも、そんな時には絶対に泳がないでください。
しかし、穏やかな時は、そんな悲惨な事故があった事が信じられないほど、静かで美しいビーチです。伊良部大橋開通後、シーズン中は、駐車場が混んでいたりしますが、浜に出てしまえば、人影はまばら。
あまり珊瑚はなく、シュノーケリングには適さないようですが、泳いでも、海を眺めているだけでも素敵です。のんびり、ゆったり、贅沢な時間を過ごしてください。
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