2017年2月27日月曜日
もう二度と昇れない!? 竹富島なごみの塔は立入禁止中
行けば必ず昇り、写真を撮っていた、竹富島にある「なごみの塔」。
当ブログでも、過去2回ほど記事にしましたが、これが最期になるかも知れません。
「老朽化」という理由で、昨年9月から登り口が封鎖されています。
最近行って来た人の話によれば、相変わらず立入禁止で、「もう修復はできないと」という話もあったとか。
なごみの塔から眺めた、伝統的建造物群保存地区に指定された竹富島の集落。
夜景+星空。
なごみの塔は、昭和28年に建築され、既に「築60年」。大規模な補修もされておらず、老朽化と言われれば、そのとおりとしか言いようがありません。
元々観光用に造られたわけではなく、60度もある急階段と狭いスペースにもかかわらず、節度を守り譲り合って利用されてきました。
ところが最近は、無理矢理何人も上がったり、手すりに思いっきりもたれて自撮棒で写真を撮るなど、はたから見ていて危なっかしいこともしばしばあったとか。
こんな写真も、もはやアーカイブ?
なごみの塔自体も、国の有形登録文化財として登録されています。緩やかな規制の下、使いながら保存していくことがコンセプトの制度ですが、補強しても危なっかしい施設には変わりありません。
「事故が起きてからでは遅い」ということであれば、閉鎖もやむを得ないところではあります。
自分だけずるいぞ!
しかし、竹富島のシンボルがこのまま消えるのも残念です。何かいいアイデアはないものでしょうか。
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