「やあ、こんにちは。ボク、アカウミガメ。阿嘉島に棲んでいるから、阿嘉ウミガメ、なんちゃって。」
いきなりオヤジギャグを飛ばさないでください。それにキミは、アオウミガメでは?
「カメは、細かいことを気にしないから長生きするんだよ。」
カメが居るというビーチで泳ぐこと約30分。突然目に前に現れたのは、何とも人の良さそうなカメ、いや、カメの良さそうなカメ。
竜宮城に連れてって~(助けてないけど)
(す~いすい)
カメに付いて泳ぎます。当然ながらあちらさんの方が早い。しかし、すぐにお食事タイムとなるので、その隙に回り込みます。
(もぐもぐ)
そして、息継ぎタイム。
(ぷはぁ~)
おっ、別のカメも現る。ランデブーか?
( ♪ ♪ ♪ )
ここの海は珊瑚礁も素敵です。その写真も、いずれ整理してお目に掛けます。
沖縄の海に何度も行って分かったことは、カメは人に慣れるということです。特に、ここのカメは、人間なんて眼中にないとばかりに、マイペースで生活していました。
これは、カメが、「人は襲わない」ということを学習したためであって、もし、誰かがちょっかいを出したら、もうここには来てくれないでしょう。
逆に言えば、ここで泳ぐ人達は、皆、マナーを守っていて、カメが安心して生活出来る環境を破壊していないということです。
これは、凄いことだと思います。
離島ですから、泳いでいる人はホンのわずか。でも、年間を通してみれば、それなりの人がここに泳ぎに来ているはず。
しかし、少なくとも10年以上、カメがここに棲んでいるそうです。
ご覧のような、ごく普通のビーチにカメは居ます。干潮時に不用意に泳ぐと、珊瑚を傷つけてしまうほどの浅い海です。
この島では、シュノーケリングをしながら、カメの追っかけ、カメのストーカーが出来ます。
しかし、カメが急停車、急浮上しても、接触事故が起こらないよう、十分なカメ間距離を保って泳いでください。
「お前のせいで、カメが何処かに行っちゃったじゃないか!」と言われないよう、自分も十分気を付けたいと思います。
なお、ドアップの写真は、中望遠レンズ(120㎜相当)を使って撮ったもので、嫌がるカメに無理矢理迫ったわけではありませんぞ。笑
(す~いすい)
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