枯れてない枯山水
意味不明な日本語ですが、言いたいことは分かっていただけますよね。笑
これは、自然の芸術です。それにしても、何でこんなに綺麗な砂模様ができるのでしょうか。
宮古島の前浜のお隣、西浜崎です。
広い海の一面に、しかも、場所によって、少しずつ違う模様ができます。まるで、職人がコテでを使って描いたような。これって凄くないですか。
砂模様が現れるのは、干潮時間帯の遠浅の砂地の海です。
なので、こういう砂模様は、沖縄の海では、至る所で見ることができます。
当ブログでも、西表島の南風見田の浜とか、来間島の猫の舌、下地島の17ENDの砂模様の海の写真を紹介しましたが、内地の海では余り見かけないので、砂粒の大きさとか重さとかが関係するのでしょうか。
しかし、何処よりもここが一番凄いと思います。砂だけで、邪魔な石や岩が全くありません。
ところで、枯山水とは、池や流水を用いず、石と砂で山水の風景を表現する庭園形式のこと。
シンプルだけど飽きのこない、無駄のない庭園の完成形だそうですが、ここもそういうイメージはありますよね。
それに、青い空にコーラルブルーの海の組み合わせが標準の沖縄にあって、この光景は、沖縄的な侘び、寂びでは。
満潮時の西浜崎は、こんな感じです。ごく普通の沖縄の海の眺めです。
すぐ目と鼻の先には、東洋一といわれる前浜が鎮座されているため、西浜崎まではあまり人が来ません。
逆光線に海面が輝く、枯れてない枯山水。
足首くらいの深さなので、カメラを持ってどんどん海中を歩いて行けますが、なんか、この枯れてない枯山水を崩してはいけないような気がして・・・
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