この花を忘れていました。琉球朝顔(オーシャンブルー)です。
当ブログでは、何年か前、「沖縄でよく見かける花」という記事をシリーズで書いていました。ゆうな、ハマユウ、グンバイヒルガオ、アラマンダ、沖縄三大花なんかの写真をご覧いただきました。
ハイビスカスや、ブーゲンビリアなんかは、ほぼ毎年載せています。
ところが、他の花と比べて、よく見かけている率はとても高いはずながら、地味なもんであまり気に留めなかったのがこの花です。
改めて、琉球朝顔です。
和名は、野朝顔(ノアサガオ)、別名、琉球朝顔、西表朝顔とも言われます。園芸植物としては、オーシャンブルーと呼ばれているようです。
せっかくなので、本家西表島でも撮ってきました。琉球朝顔というか、西表朝顔というか、です。
琉球朝顔は、よく見かける西洋朝顔と花の形は似ていますが、生命力が強く、何と越冬します。多年草なのです。
弦や葉は枯れますが、根が残っていれば、翌年また芽を出します。
ただし、霜が降りる地域では越冬できません。その点、南国沖縄はピッタリ。
また、種を残さないという変わりダネでもあります。
早朝は青色、午後にかけて紫色に変化します。
弦を長く伸ばして近くのものにガンガン絡みつくのも特徴。十数メートルも弦を伸ばします。ちゃっかり、ほかの花と共演も。
「愛情の絆」が花言葉。分かるような分からないような。
沖縄でよく見かける花。気を付けていると、確かによく見かけました。皆さんも、見かけているはずです。そう言えば、「朝顔いっぱい咲いてた」と思った人手を挙げて。笑
沖縄でわざわざ園芸用にこの花を育てている家はあまりないと思いますので、ほとんどが自生です。
暑さに強く、繁殖力が強く、日当たりがよければ次々に花を付ける。沖縄でよく見かけるのも、当然と言えば当然な花です。
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