2020年1月26日日曜日

石垣島名蔵湾の海に生えるマングローブ




 海です。海なのに当たり前のような顔をして木が生えています。
 普通に考えると、ちょっと不思議じゃないですか?

 石垣島の西側、名倉湾です。


 まあ、沖縄では割と見かける風景ではありますが。



 石垣島の名倉湾は、名倉川という石垣島にしては大きな川の河口部分で、一帯は名倉アンパルと呼ばれる湿地帯です。

 その外周部分を埋め立てて道路を造ったので、車から見えるのは、海と、河口から海に飛び出してしまった木々なのです。




 元々は、この辺は、名倉川の広い河口だったのでしょう。



 一方、道路があるおかげで、簡単にアクセスができます。ドライブ中に車窓から、また、駐車場もあるので、休憩がてら写真を撮るのもいいと思います。

 ここいら辺は、西向きなので、海が綺麗に見えるのは午前中です。
 石垣島を1日で一周するドライブの場合、順光線で海が綺麗に見えるよう、時計回りコースをお勧めしていますが、名蔵湾は是非、朝~午前中に到着してください。

 
 天気雨だった午前中。バスの車窓からです。



 消波ブロックの隙間に生えてしまったミニマングローブ。このままここに根を張るのでしょうか。





 マングローブにまつわる、沖縄好きにとって恐怖の話。

 ガイドの付くツアーに参加すると、必ず聞かされる「マングローブと一般には言われますが、実は、マングローブという木はありません・・・」

 (うわぁぁぁ~ また始まったぁ~  それもう、30回くらい聞いてます。)



 喩えて言うならば、「山手線は環状線なので行く先ではなく、外回りと内回りと表示されます。」って東京に行くたびに言われるようなもんですな。
 




 そして、西側にあるが故のこの光景。マングローブに沈む夕日です。
 ただ、なかなかこんな感じに綺麗に焼けてくれません。今まで4~5回通ったものの、ただ一度きり。




 石西礁湖と呼ばれる、我が国最大の珊瑚礁群に囲まれ、遠浅で大きな波の立ちにくい海です。あとは、幸運を祈るのみ。




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