2020年3月24日火曜日

さらに誰もいない海 久高島の港の海が美しい




 インバウンドもバブルも、今のところコロナとも無縁な島、神の島久高島。

 沖縄の他の島と同様、久高島もまた、港周辺の海の色がとても美しいのです。


 都会の喧噪から離れ・・・というか、ちょっと離れすぎですが、およそ、観光地とは無縁の、ものすごくマイナーでマニアックな場所をご紹介します。

 ちょっと前にご紹介した、多良間島のふるさと海浜公園よりもさらに誰もいない海、さらに浮き世離れした場所ですが、最近の自粛疲れ、心配疲れ、騒ぎ疲れから逃避行して、こんな場所で無邪気にはしゃいでみたい気分なのです。笑



 細長い久高島の南西端にある徳仁港です。この海の色を見ているだけでも、うれしくなってきます。



 徳仁港は、久高島唯一の入り口であり、物流の拠点です。つまり、島の要衝なのですが、そんなこととは関係なく、防波堤に囲まれたとても穏やかで美しい海です。




 こちらは、徳仁港のすぐ北隣にある久高漁港。こちらも、負けずに美しい海です。



 今まで、「港の海がいきなり美しい」という記事を何度か書いてきました。沖縄の離島は、着いた瞬間、美しい港の海が迎えてくれます。

 元々綺麗な海に防波堤を造るので、波が立ちません。船が接岸できるように、一定の深さまで浚渫されていることも、海が美しく見える理由だと思います。


 もちろん、久高島も例外ではありません。港は、観光地として紹介されることはありませんが、到着してすぐに移動してしまうのはもったいないので、ゆっくり周辺を歩いてみてはいかがでしょうか。




 漁港のお隣のビーチ。名前はよく分かりません。

 海水浴場というわけでもありませんが、ごくたまに人が泳いでいるそうです。ものすごく贅沢な空間ですよね。
 むしろ、一人で泳ぐのはちょっと怖くないですか?




 船に乗らないと行けないとはいえ、大都会那覇から15㎞ほどの至近距離にあり、多良間島よりは、遙かにアクセスのいい久高島。

 それでものんびり平穏なのは、神様が守ってくれるから、というのは感傷的過ぎるかもしれませんが、歴史のあるこの島は、観光客にとって、何となく敷居が高いのは事実だと思います。
 
 でも、それでいいと思います。神の島は、開発ではなく、歴史と伝統を守るという独自路線を進んでいます。


 徳仁港の美しい海に波を立てて、フェリーが久高島を後にします。




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2 件のコメント:

  1. 返信
    1. 逃避行にあたりましては、酒類の持ち込みは、銘柄を問わずお一人様一本までにお願いします。

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