前浜や17ENDが原色の海ならば、ここはパステルカラーの海。
前浜や17ENDが絵の具で塗った海ならば、ここは色鉛筆で描いた海。
おぉ、我ながら何と文学的な表現なんだろ!
などと自画自賛している場合ではなく、宮古島最北端のビーチ、西の浜のご紹介です。
もっとも、宮古島の西の浜、と言ってみても「知らない」という人の方が多いでしょう。
正面に見えているのは、池間大橋です。お隣は、雪塩工場。そこには、ペンションやカフェもありますが、ビーチにはトイレもシャワーもありません。
無名のビーチ、沖縄離島あるあるの何もない、ただの海岸です。
ファミリービーチというのは、要するに遠浅で波も穏やかだから、子供連れでも安心して遊べる、という趣旨なのでしょうが、とにかく人がいません。
じゃあ、行ってみても大したことないのか、と言えばさにあらず。ご覧のようななかなかどうして、美しい海です。
最近の当ブログでご紹介したように、前浜や、長間浜が騒がしくなってしまった反面、同じ宮古島に、こんなに静かなビーチが残されていることは、ある意味驚きです。
スケールでいえば、前浜や17ENDよりこぢんまりしています。だからといって、見劣りするというわけではありません
変な商売をやっている輩もおらず、ジェットスキーもいません。
こうして見ると、パステルカラーとか色鉛筆で描いた、という表現もなんとなくお分かりいただけるのではないかと思います。
今回見ていただいたのは、ほぼ満潮に近い時刻の写真です。
遠浅の海なので、潮が引くとここまで写真写りがよくありませんが、それでも歩いてみると素敵なビーチであることは間違いありません。
くどいようですが、とにかく、人がいないのです。
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