小さな小浜島から大きな西表島に向かって突き出ている細い岬。その名も細崎(くばざき)です。
リゾートホテルが二つもある割に、意外と見所の少ない小浜島ですが、そんな中で細崎周辺の海は、プチ絶景です。
正面に見えているのは、西表島に近接する無人島の「ウ離島」です。
海に入って、海面スレスレから撮ったものです。海の色が鮮やかです。
細かい白砂の波打ち際。沖縄らしい海です。
西向きの岬なのですが、とにかく細いので、百メートルちょっと歩くだけで、南北の海岸線に移動出来ちゃいます。
これは、細崎の北海岸。見えているのは、小浜島の大岳(うふだき)です。
ほぼ同じ時間帯に撮ったもの。こちらは、海が逆光線に輝いています。上の場所から徒歩3~4分でこんな眺めになります。
西向きなので、夕日の名所でもあります。ただ、西表島が正面にドーンとそびえるので、海に沈む夕日を拝むことはできません。
ただ、小浜島と西表島との間には、「マンタ街道」と言われるヨナラ水道があります。流れが速く船の通り道でもあるので、危険です。
泳いでも大丈夫なのは、浅瀬だけです。決して無理はしないでください。
それでもかつては、干潮時に足の立つ程度の浅瀬でもこんな綺麗な珊瑚や熱帯魚を見ることができました。
残念ながら、2018年に起きた、石西礁湖の大規模な白化現象でやられてしまいました。
でも、最近少し復活したという話も聞きました。元に戻るといいのですが。
小浜島は、竹富島の伝統集落、波照間島のニシ浜のような、絶対的なビューポイントはありませんが、よく探すと渋い見所が点在する、何というか玄人受けする島みたいです。
細崎もその一つ。敢えてここを目指して行くべきかどうかは微妙ですが、時間があれば、是非ゆっくりしていってください。
こんなに西表島が近いのですが、渡る手段はありません。しかし、目の前の西表島が守ってくれるため、細崎の海は、内湾のように穏やかです。
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