2022年10月3日月曜日

伊良部大橋で「ベタ踏み坂」撮影に挑戦した




 最近よく目にする「ベタ踏み坂」をご存じでしょうか。

 元は、俳優の綾野剛が運転する軽自動車が、勾配のきつそうな橋を軽々と登って行くというCMですが、実際の橋は、見た目ほどの急勾配ではなく、望遠レンズの圧縮効果でそう見えるのです。


 しかし、この橋は、ベタ踏み坂として一躍観光地となり、多くの人が、よりベタ踏み坂感を強調する写真撮影にチャレンジしました。
 中には、まるで、車が垂直の壁を上っていくように見える写真までも。



 ならば、当ブログでは、伊良部大橋でベタ踏み坂撮影に挑戦してやろうじゃないかということで、カメラを抱えて出発しました。




 伊良部大橋には、最大5度の傾斜があります。本家ベタ踏み坂である、島根県の江島大橋もそんなものなので、これは期待が持てるのでは?

 望遠レンズは必須ですが、持っているのは、最大300ミリ(35ミリ換算で450ミリほど)ズーム。まあ、何とかなるだろう。 





 伊良部大橋は、途中でカーブしていて、かつ、山が二つあります。

 撮影ポイントは、より山の大きい伊良部側から二つ目の山と踏んで、歩き始めます。

 本当は、橋の付け根でカメラを構えられれば、望遠レンズの効果がより発揮できるはずなのですが、この橋は困ったことに曲がっているのです。

 そんなわけで、炎天下、数百メートルの道程を歩きました。








 じゃじゃ~ん!
 伊良部大橋版ベタ踏み坂。




 ん~ まあこんなものかな、といった程度ですね。苦労した割には。

 坂の始まるポイントの手前側が平面であれば、よかったのですが、橋上にカーブのある伊良部大橋では、自分の機材ではこれが限界みたいです。





 自分は、大体いつも、10年前くらい前は新車だった軽のレンタカーでこの橋を渡っていますが、もちろんベタ踏みしなくても登れます。

 ちなみに、ベタ踏み坂とは、アクセルをベタ踏み(アクセルと床の間に隙間が無くなるほどベタっと踏むこと)しないと登れない坂、というような意味です。



 頑張った割には、今イチでしたが、それなりに楽しかったのでよしとしよう。
 600ミリ~とかの超望遠レンズをお持ちの人は、チャレンジしてみてください。 



 こちらは、本島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋。ここでも、ベタ踏み坂撮影ができるかも知れません。




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