沖縄随一の繁華街、那覇の国際通り。
コロナで大打撃を受け、まるで地方のシャッター通り商店街の様相を呈していたのですが、今年は訪れる人も増えました。
仮設だった公設市場も、3月から新築オープンとなり、一見賑やかな国際通りが戻って来たようですが・・・
部分的には、以前の賑わいが戻ってはいるものの、よく見ると、まだまだ完全復活にはほど遠いようです。
2年前、昨年と、国際通りの状況をブログアップしてきましたが、その頃に比べれば、徐々に復活を果たしてはいるものの、その状況は文字通り道半ば。
通りを歩く人は増えました。外国人客も、修学旅行生もいます。でも、その人出に街が追いついていない、という印象です
特に、牧志駅に近づくに連れて、シャッターの降りた店が増えている感じです。
よく見ると、新しい建物や店もあり、少しずつ形態が変わってきているようです。沿道に大型ホテルも建ちました。
免税店のドラッグストアも。沖縄土産を扱うのではなく、爆買い外国人観光客をターゲットにしたものでしょう。
むつみ橋交差点のすぐ近くの「かどや」。
1995年、自分が初めて沖縄に行って入ったそば屋が、この店だったのです。
当時は、看板に「そば」としか書かれていなくて、小さな窓にはどんぶりだけが並んでいるという、沖縄初心者には入るのに勇気がいる店でした。
お隣の建物が工事中だったようですが、がどやは健在でした。
コロナ以前の国際通りの雰囲気が好きだったかといえば、正直、自分はあまり好きではありませんでした。
営業、というか客引きがもの凄く、特に若い女性に対してチャラく声掛けをするヤンキーな兄ちゃんが多く、外国人観光客が増えてからは、自撮棒を使って歩道を占領するグループも目立ちました。
今、日中には修学旅行生も大勢歩いていますが、以前であれば、子供達を遊びに行かせるのは、特に夜であれば、躊躇するよう場所でした。
国際通りと呼ばれるのは、かつて沿道に「アーニーパイル国際劇場」という映画館があり、賑わっていたからだそうです。
コロナで日本中の観光地が大打撃を受けたはずですが、沖縄随一の繁華街がここまで落ち込み、しかも、復活にも時間がかかっているのは、元々何か問題を抱えていたのかも知れません。
これを機に、誰もが、普通に買い物ができて、普通に飲み食いできて、楽しく歩ける街に再編されればいいと思うのですが。
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